ゆう

3人の子育てや絵本の読み聞かせについて、 ほっこり文章とイラストでみなさんに届けします。

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マガジン

  • みんなのフォトギャラリー・作品集

    【みんなのフォトギャラリー】に投稿したイラストを集めました。 使ってくださると嬉しいです(^^)

  • わたしのこころ

    わたし自身のことをつらつらと、こころが感じるままに書いています。

  • いいお話

    あとで読む記事をマガジンに保存しておくことができます。不要であれば、マガジンの削除も可能です。

  • ゆうのつぶやき( 子育て編 )

    うれしかったこと、ほっこりしたこと、びっくりしたこと…子育て中に心がちょっと動いた瞬間を絵と言葉で表現できたらな…なんて思っています。 お子さんとのなつかしい日々を思い返しながらご覧ください。

  • ゆうのおすすめ絵本

    今まで読みきかせてきた絵本は500冊を超えました。その中から、子どもにおすすめの絵本を紹介しています。大人を癒す絵本も紹介中。

最近の記事

  • 固定された記事

*自己紹介* わたしはわたしらしく生きていく

Twitterを始めていなければ、この言葉は生まれていなかったと思います。 はじめましての方も、 Twitterでお世話になっている方も、 このnoteを開いていただきありがとうございます。 わたしはTwitterで「こころに寄り添う」「自分らしく生きる」をテーマに発信をしております、ゆう(@jibuntime322)と申します。 このnoteを書くきっかけとなったのは、 Twitterです。 昨年の3月末からTwitterの発信を始め、11か月が経過しました。現在、1

    • いたいの いたいの とんでけーっ!

      「 いたいの いたいの とんでけーっ! 」 あなたを生んでから いったい 何回 この言葉をとなえたことか。 公園でひっくり返って 膝を擦りむいたり 階段から落っこちたりするあなたに、 「 いたいの いたいの とんでけーっ!  ほら! いたいの、とんでったよ 」 『 どこに? 』 「 あの山の向こうに 」 『 まだいたい! とんでけ、して 』 「 いたいの いたいの とんでけーっ! 」… わたしは 何回もくりかえした。 あなたを授かる前、 わたしはこの言葉を

      • 黒猫 ゆう

        ひとり暮らしをしている 認知症の父は、 いつも家に遊びにくる 真っ黒い猫に " ゆう " と名前をつけた。 わたしの名前だ。 ニャッ…  ニャッ… 外から鳴き声が聞こえると 父は玄関を出て 裏庭へ行く。 塀からひょっこり顔を出す黒猫。 父は両手を広げて 「 ゆう、おいで 」 と呼ぶ。 「よしよし、ゆう、いい子だな」 黒猫の背中をやさしく撫でる父。 ちいさい頃、 父はわたしの頭を撫でながら 「よしよし、 お前はゼッタイ幸せになる」って 微笑んでくれてたな… あ

        • 父さんの手

          真っ黒に日焼けした 節だらけで 深いしわだらけの 父さんの手 指の先 爪の間には 土がこびりついている ちいさい頃 わたしの手をギュッとつないで 歩いてくれた 今は その手でくわを持ち 野菜を育てている わたしは 土のにおいがする ゴツゴツした父さんの手が 大好きだ 父さんの手のしわは 72年間 生きた証 わたしの手も 父さんの手のように 一生けん命 生きている証が 伝わる手になりたいな

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        *自己紹介* わたしはわたしらしく生きていく

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        記事

          ひいばあの風船

          祖母が亡くなり、半年が経ったころ。 スーパーでもらった風船が 息子の手からふわっと離れて、 秋のスカッとした青空に吸い込まれていった。 「 もうひとつ もらう? 」 息子に聞くと、 遠ざかる風船をじっと見つめながら 『 ひいばあがもらってあそぶから いらない 』 そして、 『 みてみてっ! ひいばあが わらってるね 』 青空を指さし、ほほえむ息子。 「 ほんとだ、笑ってるね 」 一瞬、 わたしにも祖母の笑顔が見えた。 わたしは やさしくも凛とした 祖母の笑顔

          ひいばあの風船

          とろとろ おつきさま こんばんは

          とろとろと とけゆく月に 語りては 夢まで続く 静けさのまま 今日は『 中秋の名月 』 今夜 あなたの心の声を お月さまに 届けましょう お月さまが あなたを そっと抱きしめて とろとろっと あなたの心を ゆっくりと とかしてくれるから そして あなたを おだやかな眠りに 連れてってくれますよ おやすみなさい

          とろとろ おつきさま こんばんは

          ごはんをモリモリ食べたあと、 わぁ!ぽっこり突き出てきたっ! 「たぬきのおなかぽんぽんぽん」 リズムよく歌ってあげると 息子もおなかを 『 ポンポン 』とたたく。 からだ中に『 ポンポン 』が響く 気持ちいいな…もう一回! 『 ポンポン 』は、 親子を笑顔にする 幸せの音

          ごはんをモリモリ食べたあと、 わぁ!ぽっこり突き出てきたっ! 「たぬきのおなかぽんぽんぽん」 リズムよく歌ってあげると 息子もおなかを 『 ポンポン 』とたたく。 からだ中に『 ポンポン 』が響く 気持ちいいな…もう一回! 『 ポンポン 』は、 親子を笑顔にする 幸せの音

          オムツ替えは、わたしにとって幸せな時間。 あったかくてふんわりした肌に触れられるから。 「 気持ちいいね 」 「 スッキリしたね 」 ほほえみながら話しかけると、 赤ちゃんもとびきりの笑顔で 「あっ!」って返してくれる。 心は繋がっているなぁと感じる瞬間。

          オムツ替えは、わたしにとって幸せな時間。 あったかくてふんわりした肌に触れられるから。 「 気持ちいいね 」 「 スッキリしたね 」 ほほえみながら話しかけると、 赤ちゃんもとびきりの笑顔で 「あっ!」って返してくれる。 心は繋がっているなぁと感じる瞬間。

          『絵本作家』から本を選んでみよう

          日増しに秋の気配が深まり、過ごしやすくなってきましたね。 秋と言えば、食欲の秋・芸術の秋・スポーツの秋・読書の秋… いろんな秋を想像できると思いますが、私のオススメの秋は 『絵本の読み聞かせの秋』です! おいも、どんぐり、柿、栗、かぼちゃなど秋の味覚から、十五夜に向けてお月様の絵本、もみじ、と千葉などの秋の美しい風物詩・・・ また、遠足、運動会、ハロウィンなどの楽しい行事まで、実は、秋を感じる絵本は盛りだくさんなんですよ。 是非、秋の夜長に、子どもとの時間を絵本の読

          『絵本作家』から本を選んでみよう

          【絵本紹介】魔法の言葉『だいじょうぶ だいじょうぶ』

          『だいじょうぶ だいじょうぶ』 いとうひろし◎作・絵 講談社 いとうひろしさんのベストセラー絵本。いつもそばにいてくれた「おじいちゃん」と「ぼく」との日々が描かれた心あたたまるお話です。 前半は、ぼくの回想から始まります。 ぼくにとって、おじいちゃんとのお散歩は、新しい発見や楽しい出会いがある一方で、困ったことや怖いことにも出会う、まるで冒険のように感じていました。 子どものころは、未知のことを怖いと感じてしまうことが多いですよね。成長するにつれていろんなことを学び、

          【絵本紹介】魔法の言葉『だいじょうぶ だいじょうぶ』

          絵本って高い!?

          月に一度、こども園の育児サークルに参加しています。 約1時間、0歳から3歳のお子さん・ママと一緒に、子育ての情報交換や相談、絵本や紙しばいの読み聞かせなどの活動を行っています。 今回は、3歳の男の子のママからのご質問について、私の子育ての実体験も交えながらお話したいと思います。 読み終わった後、自分の子育てに自信がなかったママが「わたしにもできそう」「これで良かったんだ」と気持ちが楽になって、少しでも安心していただけるとうれしいです。 ─────────────────

          絵本って高い!?

          【絵本紹介】雨の日はさんぽに出かけよう『ぞうくんのあめふりさんぽ』

          雨が降り続くこの季節・・・気持ちが沈みがちになりますが、絵本の中に出てくる雨の日はとっても楽しそう! 雨の日に読みたくなる絵本はたくさんありますが、 今回ご紹介する1冊はこちら。 『ぞうくんのあめふりさんぽ』 なかのひろたか  さく・え 福音館書店 《こどものとも》 この絵本は、『ぞうくんのさんぽ』シリーズの第2作。 今日のぞうくんは、あめふりの中をのんびりおさんぽです。 かばくんをさんぽに誘うと 「おいけのなかならいいよ」と、かばくんはこたえます。 えっ?ぞうくん

          【絵本紹介】雨の日はさんぽに出かけよう『ぞうくんのあめふりさんぽ』

          【絵本紹介】「必ず道は開くから…諦めないで」ぐるんぱが教えてくれたこと

          これは、ぞうのぐるんぱの『じぶんさがし』の物語です。 『ぐるんぱのようちえん』 西内ミナミ さく 堀内誠一  え 福音館書店 《こどものとも》 自分はどう生きたらいいのか…わからない これからの人生、考え方も進み方もわからなかったぐるんぱは、仲間のぞうに背中を押されて旅に出ます。 旅の中では、たくさん失敗を繰り返すのですが、それでもまっすぐまっすぐ進んでいくぐるんぱ…その道のりで出会った『ひと・もの・こと』は、ぐるんぱにとってひとつひとつ必要だった。 「経験したすべて

          【絵本紹介】「必ず道は開くから…諦めないで」ぐるんぱが教えてくれたこと

          絵本のある子育て③ ママの困りごと・読み聞かせ編

          「どうしたら、うまく読み聞かせができるんだろう…」 20年前、当時1歳の長男に読み聞かせを始めたころ、 わたしのひざに座って聞いてくれないし、すぐ飽きておもちゃで遊び始めるし…。絵本に全く興味を示さない息子にイライラしていました。 それだけではありません。 第一子だったということもあり、子育て全般に自信がなくて「これでいいのかなぁ」と毎日感じていました。仕事も子育ても一生懸命やりたい、けれど上手くいかずに焦ってばかり…「いったいどうしたらいいの?」と途方に暮れていました。

          絵本のある子育て③ ママの困りごと・読み聞かせ編

          【絵本紹介】じぶんのいろを探し続けた先にみつけたものは…『じぶんだけのいろ』

          「ぼくらは どうしても じぶんのいろを もてないんだろうか?」 動物はそれぞれじぶんの色を持っているのに、どうして、カメレオンだけは周りの色に合わせて変化し、「じぶんの色」が持てないんだろう・・・そう嘆いていたカメレオンが、年上のカメレオンに出会い、悲しみを共有します。 「ぼくら いっしょに いて みないか?」 という言葉は、あったかくて、いとおしくて、プロポーズのよう。ふたりは恋人同士なのかしら?そんな想像もしてしまいます。 ふたり(2匹)はともに生活を始めます。 緑

          【絵本紹介】じぶんのいろを探し続けた先にみつけたものは…『じぶんだけのいろ』

          ちからをぬいていいんだよ

          「先輩はいつも考えすぎなんですよ…。もっと力を抜いて気楽に生きたらいいのに」 看護師4年目(25歳)のときに、2つ下の後輩から言われた。 その通りだ… わたしも、そんな自分のことを「めんどくさいなぁ」って思っていたから、言われても仕方がないと納得した。 今ふりかえると、 20代、30代のころがいちばん無気力だったし、こころの余裕もなかったと思う。 子育てと仕事以外のことに対して全くやる気が起きなかったから、 洗濯物もおもちゃも絵本も…散らかっていてもそのまんま。 仕

          ちからをぬいていいんだよ