自分に還り、自分から始める ~ 私にとってのマインドフルネス:「自分らしさ@コーチング」
6年前、武蔵野大学の仏教公開講座で島田啓介氏の講義を受けた時の
メモが出てきました。(SNSで「過去の思い出」として遭遇!^^)
短い時間でしたが、その講座での学びの衝撃といったら・・・!!
曖昧で実感がなかった「マインドフルな在り方」が、講義を通して、
奥行きをもって具体的にイメージされ、無我夢中でメモを取りながら、
そういうことか~!と、何度もうなずいていました。
それ以来折々に、そのメモの内容を振り返っています。
その頃は「自分をあまり好きでない自分」が嫌で、
単に「フラットな自分」になりたいと思っていたように思いますが、
今改めて、このメモに目を通すと、私はこの頃から、
「自分に還り」「自分から始める」
「自分を生きる」
ことをしたかったんだなあ、と、改めて思い至りました。
〇 ただ繊細に、自分の感覚や感情に気がつき、感じること。
〇 それを在りのままに受けいれること。
〇 世の中の「当たり前」や「こうあるべき」に押されて、
「自分でない自分」で生きていくのではなく、「自分として生きる」。
うまく言葉になりませんが、あの日の講座を思い出しながら、
胸の奥から湧き出てくる気持ちを、誰かとシェアしたくなり。。。
当時の講座メモを、そのまま以下に共有します。
(*島田啓介氏 公開ご了解済み)
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<「日常生活で活かすマインドフルネス」島田啓介氏講演メモ>
*2015年 武蔵野大学仏教公開講座
●体と心は分けられない【身心一如(しんじんいちにょ)】
・心と体をつなぐのが呼吸
・心の問題は心だけでは解決しない。
・体の問題は体だけでは解決しない。
●息をして、今生きているのを感じる
・呼吸に戻る=自分に戻る【随息(ずいそく)】
・今ここに戻る。自分の存在を意識する基本。
本来の自分を思い出す瞬間を持つ。
●微笑むから気づくことができる【慈悲(じひ)】
・赦しとしての微笑み
・自分への慈悲、まわりへの慈悲 ~「和顔施(わがんせ)」
●あるがままを認めるために、慈悲が必要
・赦しとは、あるがままを見つめること=マインドフルネス
・「気づけないこと」も許す
●【強為(ごうい)】と【云為(うんい)】
・受容的に気づく
・こちらから掴みにいくのではなく、ここにいて受け取ること
・苦行の放棄(ブッダの第一歩)、まずゆるむ(リラックス)すること
・動的全体性、すべてのものはつながって存在している
●今ここで自分を満たす【無願(むがん)】
・いつでも今<幸せである>ことを選択する
・未来にあてをつくらない
*根本的なパラダイムシフト!
☆気づき(マインドフルネス)の瞑想は、自らが「依って立つ基盤」を育む。
「自分」に還り、「自分」から始める。「自分」を生きる。
☆毎日の様々な瞬間の活用【日常底(にちじょうてい)】
・電話の呼び出し音、予鈴、クラクション
・目覚めの瞬間
・PCやスマホを使うとき
・冷蔵庫をあけるとき
~ほんのわずかな時間でもいいので、これを合図に
「呼吸に戻る」「微笑む」。
気づきながら行動する(ジャッジせず)。
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「自分を生きる」ために、まず「自分に還る」。
慌ただしい日常の中でも、大切にしていきたいと、改めて。
「自分らしさ@コーチング」
メンタル・ピア!代表 迫 加奈
チームフロー認定コーチ
公認心理師/産業カウンセラー
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