ずっと避けていた場に参加して気づいたこと ~1.29 エンパワ~
昨日のこと。
2023の「やりたいことリスト」(愛用する自分軸手帳では「足し算のワーク」と呼ばれています)に、一つマルがつきました。
その項目とは、「自分軸手帳部の人とリアルに会えた」。
――きっかけは……「エンパワ」というイベントでした!
このイベントに「自分軸手帳」も出展するということで、チケット販売直後からたくさんの部員さんが参加表明をなさっていました。
が、私はというと…気になってず~っと横目でその動向は追いつつも、尻込みしていた状態。が、紆余曲折あって参加への決意を固め(大げさ!)、結果、行ってよかった!(足し算のワークが背中を押してくれました!)
イベントレポートは別の方にお任せすることとして、今日はこの場への参加を通して気づいたことや得られたものなどを、「エンパワ」が上記で約束してくれた「3つの出会い」という観点から振り返りたいと思います。
ごく個人的な話や感情も含まれますが、お付き合いください…!
新しい人との出会い
この場に私が最も期待していたのが、この「新しい人との出会い」。
序盤でも触れた通り、今回は私が1年ほど前から参加してきたオンラインコミュニティ「自分軸手帳部」の方々が多く参加するため、個人的には「オフ会」的な目的メインで参加しましたが……期待以上の場でした!
1年間、手帳や思考回路を晒しあいながら打ち解けてきた人々が、目の前で蠢(うごめ)いている…(語彙!)。アイコンで認識していたあんな方やこんな方が、まさにその雰囲気をまとったまま気さくにお話してくださることに感動!
必ずしも素性(?)を互いに明かしきることはなく、本名も連絡先も知らないままハンドルネームで名前を呼び合う……ほどよい距離感を保ちつつも、共通項がある安心感・親近感で会話が次々に紡がれていくという、不思議でもありながらその必然性に納得もするひと時でした。
さらに、オンライン上で交流したことすらない方との「はじめまして」も数多かったのですが、そういった心地よい交流が自然に生まれるのも、「新しい人との出会い」をそもそもの目的に掲げるイベントだからこそだなぁ、と感謝。
「え?あなたのこと知らないんですけど…」「こっちは盛り上がってるのに、名に話しかけてくれちゃってるの?」という壁が互いに存在しない――その安心感は、場で孤独になるという選択肢を取り除いてくれますね。
その場でSNSをフォローし合ったり、帰宅後もそこから交流が続いたり……と、出会いの余韻に浸りつつ、世界の広がりをかみしめています。
≫ 気づき
①民度が高い場に恐れはいらない
そもそもこういう場に行くのは、めちゃめちゃ及び腰なタイプです。
何より怖いのが「ぼっち」。
「まわりは盛り上がっているのに、ポツンとして、いたたまれない自分」「足を運んだけど得るものもなく、むしろアウェイ感を突き付けられ心折れながら帰宅の途に就く自分」を勝手に想像して、参加するかどうかを迷う。
想像で勝手に心を折る。
――これ、究極に無意味なのにやってしまいがち…
けれど、いざ参加してみて感じたのは、主催&運営のみなさまの場の配慮の行きとどいた場の醸成、そして、参加する方々の民度の高さ!
互いに気遣い、「心細さ」にも「意識の高さ」にも共感しあう参加者たち。
人の挑戦を笑ったり、マウンティングしたりといった行為がなく。だからといって無難にその場をやり過ごすだけではない。半歩踏み込んで交流することでさっきまでよりちょっと豊かな自分になろうという意識とでもいいましょうか。
あえて「民度」という言葉を使っていますが、別の誰かや集団を貶める意図や優越感、選民意識などはありません。悪しからず。集う人々の互いへの配慮、自分も相手も尊重することのできる自律性とでも言いましょうか…そういうのを表現したい!
イベントの目的や主催者の人脈を辿った時に、「民度の高さ」が感じられるのであれば、何も恐れはいらないんですね。
今後同じようなイベントに参加するかどうかの大きなヒントになりそうです!
②興味とチャンスは人との出会いで生まれる
今回のイベントで一人一人の興味や取り組みに触れたことで、いくつもの興味の扉が開きました。
本やメディアでの情報との出会いは、いわゆる「プル型」。欲しいものを取りに行くという類です。
けれど、イベントでたまたま出くわした人からは、どんな情報が提供されるか分からない。
その「偶然」が全く視野に入っていなかった扉を、軽やかに目の前に運んできてくれるんですよね。
かつて「やりたいことが見つからないのは、インプットが足りないかも」と、マインドマップの師・植木希恵さんがお話していたことがありましたが……まさに。人との出会いというインプットが新たな「やってみたい!」に直結するんだなぁ!
思いを形にしたブランドとの出会い
今回のイベントでは、4つのブランドのストーリーや商品に触れる機会も設けられました。
どうしてこういうものが生まれたのか、そのきっかけが思いに触れるのは、私の大好物なわけで。
そもそもそれが、私がインタビューに携わる理由!
オーナーからのお話は、共感と刺激に満ちたものでした!
≫ 気づき
③「自分の働きが誰かの人生に作用するものでありたい」
これは、最近ストレングスファインダーのコーチングセッションや、バラエティ豊かないくつかの案件を引き受ける中でも気づき始めてはいましたが……それぞれのブランドに触れる中で改めて確信できたことがあります。
それは、私自身が書く際に、「情報」ではなく「ストーリー」を伝えることを大切にしたい。「物質的な豊かさ」ではなく「精神的な豊かさ」を耕すような文章を書きたい――ということ。
試食してそのおいしさにも納得!サンコファさんのドライフルーツは自宅用とお友達用に。
思いを込めて動いているオーナーさんのお話は心から応援したくなるものばかり。(実際にお買い物もたくさんしましたし!(笑))
そしてそのお人柄や商品に触れるほどに、「こういう方々のストーリーをつたえていきたいのだ!」という気づきにもつながったのでした。
新たな自分との出会い
これ、まったく期待していなかったのですが…
(↑主催者側の目的を疑っていたのではなく、みんなと楽しく交流できたらそれでいいや!としか自分が思えていなかった、という意味ね)
イベント後はもちろん、イベントに参加するかどうか、その時点からもう自分への発見だらけ!
≫ 気づき
④「家族を信じていなかった」という事実
今回参加を迷っていたのは、先に書いた「ぼっち」への恐れもありましたが、もう一つは家族の理解が得られるか、という点。
私にべったりの次女は、きっと「ママだけでおでかけしちゃダメェ~!」って言うよね…。
長女は「ママのごはんがいい」って言いそうだし。
翌日学校だから、夕方遅く帰って次の日の準備しなさ~~い!!ってイライラするのも嫌だなぁ‥‥。
などと、「行く、行かない」の前に、「行けない(であろう)」理由を並べていました。
が、イベントが気になり続けている自分には気付いていたので、ひとまずチケットおさえて交渉してみたら……すんなりOK!
え?こんなに簡単なことだったの???
実際、出かけて帰ってきたら「ママがいなくてちょっと寂しかったけど…家族3人仲良くできたし、楽しくやってたよ~」ということらしい。
実際にイベントでご一緒したさくぱんさんは、子連れで遠方から遠征なさっていて。
あぁ、私は家族を信じきっていないのだ!
自分の迷い、決断できない責任を家族に押し付けているのだ!!
これに気づけたことは結構大きい気がします。
このマインドブロックを外したら、選択肢や行動の幅が広がる予感…!
⑤自分への過小評価
何度も登場する「ぼっち」への想像もそうですが…結局一番大きな自分のマインドブロックは、「私なんて」という思い。
――が、「行きます!」って言ってみたら、たくさんの方が「待ってます!」って言ってくださった。
この他にも、たくさんの方があたたかなwelcome!の声を届けてくださって(ありがとうございます)…この時点で、ポチッてよかった(涙)。
どうにも最上志向と社交性の弱み使いで「私なんて」「がっかりされたらどうしよう」にがんじがらめになりがちな私ですが…もっと自分を認めて大切にしてあげていいんだ。自分軸で行動しても、世界は思っているよりあたたかいんだ!!!という勇気に。
⑤発信へのモチベーション
これ、実は一番驚いたのですが……会場で想像以上にたくさんの方に「ブログ読んでます!」と声をかけていただきました!え~びっくり!!!
(ここでも「私なんて」が顔を出す!(笑))
私が自由気ままに蒔く種。
きちんと受け取ってくださる方がいて、それぞれの場所で芽を出しているのだということに触れ、今この発信もまさにあなたへのお手紙で、この瞬間に受け取っていただけているんだなぁ、と大きな実感につながりました。
もっと書いていいし、もっと発信していい。むしろ発信したい!!!
そんな気持ちをみなさんのおかげで抱き直すことができました。
おしまいに
自分の予想を超えて超大作になってしまった今回の「気づき」のまとめ…。
ここまで読んでくださってありがとうございます!
あの場でご一緒した方々は、それぞれにどんな気づきや刺激を受け取ったのかしら?
あの場に足を運べなかった方々には、次回の開催の時に、参加へのハードルを下げるきっかけになったらうれしい!
まだまだふわふわした思いですが、また今日からがんばろう!と思い直している月曜日です。
みなさんにとって、いい一日になりますように!