気がかリストの効能
マインドマップ(MM)の師・きえさんに、以前オススメしてもらったのが「気がかリスト」。
その名の通り、気がかりをまとめたMMです。
方法や方向性はおそらくいろいろあって、「気がかりを深掘りしてモヤモヤを分解する」というやり方もあると思いますが、今回私が描いた気がかリストは、「今じゃなくてもいいんだけどいつかやりたい」と心をサッと駆け抜けたあれこれ。
わたしの「気がかリスト」
例えば……こんなのありませんか?
などなど…
こういうのを片っ端から書き出す。
パッと閃いたことって、結構いい線いっていることも多い気がします。
今回の気がかりストは、実行性を上げたいと思っていたので、大きめの付箋(7.5cm×10cm)に書いて手帳に貼り、日々のスケジューリングに活かすようにしてみました。
やってみてわかった効能
実際やってみて感じていることはこんな感じ。
◎ワーキングメモリの解放
まさに「気がかり」が書き留められることで、「あれもやらなきゃ!」というそわそわした気持ちを一旦別の場所においておける。
「いつか手を付けたいこと」という宙ぶらりんな状態から、「順番待ちのタスク」にラベルが貼りかえられて、付箋の上でお行儀よく待たせておくことができる。
ワーキングメモリが解放されて、「今はこれを考えなくても大丈夫(忘れることはない、タイミングを別に作る)」と今に集中できます。
◎実行力が上がる
スケジュールに落とし込んだことはもちろん、取り合えず書いただけのものも、「手帳に貼って定期的に目にする」「新たな気がかりを都度書き込む」ことで触れる機会が増え、ついでのタイミングで片づけたり。
そうして気づくと、「Done」するタスクが自然にチラホラ現れる=確かな実行につながっているのを感じます。
◎自己肯定感&安心感につながる
Doneしたタスクは、マーカーを引くようにしています。
マーカーの量は、自分との約束を守れたことの証。より快適な生活のために実行できたことの証。
あるいは自分で獲得できたワーキングメモリの余白量ともいえます。
「きちんとできた」「自分でできた」が可視化されることで自己肯定感も上がり、「気がかりが減った!」という安心感にもつながっています。
おしまいに
それぞれの気がかりに着手するかしないかはひとまず別問題。
迷っていることも含めて、取り合えず「気がかリスト」に全部アウトプットしておきましょう。
その紙の上に、やったことの記録、やらないと決めた判断を残しておく。
ちゃんとやった自分も、決めた自分も目に見えると、自分の手に舵を握っている感覚が味わえるはず。
やっぱりきえさんのいった通り!気がかリスト、おすすめです!