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今年の漢字を「毎月の目標設定」に反映してみる ~2023手帳の使い方~

「振り返りを習慣化する」ことを目指して自分軸手帳を手に取った1年前。
それ以来、昨年はなんと、毎月どころか、毎週の振り返りまで気づけば欠かさず行うことができました!

これを繰り返すうち、少しずつ「ここをもう少しこうしたい」「あれをやってみたい」と目標の芽を見つけられるようになりつつある今日この頃。

目標を立てられるようになるには、「目標の立てるための腕を磨く」のではなく、「振り返って自分の心の動きに気づく」ことが必要だったとは、思いもよりませんでした!

さて、そんなわけで、今年も早速「1月の目標」を立ててみたわけですが…昨年までの方法に、少し改善を加えてみました!

この記事は、こんな方におすすめです
✓ 今年の漢字を掲げている
✓ マインドフルに日々を過ごしたい
✓ MUST TO DOにばかり追われ続けている
✓ そもそもどうやって目標を設定したらいいのかわからない
✓ これまでの目標設定方法を少し改善したい

1月の目標

2023の1月の目標はこちら!

ちなみに昨年1月のページはこちら。

どちらもマインドマップを中心に置いていますが…ちょっと違うのが分かりますか??

ここからは、今回ちょっと変更した部分についてご紹介していきます。


1年の中の「今月」という意識

昨年までは、「心地よい方へ、心地よい方へ…」とちょっとずつ寄せていくべく、毎月せっせと目標を立てていました。それはそれですごく良かったし、確実に「心地よい方へ」進むことができました。
そして、昨年の私には、それが精いっぱいだったのも事実。

が、改めて振り返ってみると、確実な積み上げがあった一方で、「線」にできず置いてけぼりになってしまった点がたくさんある気がしたのです。

私が今年定めた漢字は「紡」。気づきや感動の点を、線に。人との出会いや様々な機会をより合わせて。仕事面では、割り振られるバイトシフトに寄りかからず、言葉を紡ぐ(=書く)機会を貪欲に育んでいこう。――そんな思いを込めています。

すっかり前置きが長くなりましたが…だから、毎月の目標設定も「紡ぐ」ことを意識してちょっと改善してみる実験を。

毎月繰り返す「1カ月」という単位ではなく、1年の中の「今月」ということを意識。俯瞰しながら、今月のゴールを描くことにしました。

今月のテーマ

昨年までは、「これを頑張ろう」という重点的な取り組みを書き込んでいた「テーマ欄」。
1月は、今年の中の「1月の位置づけ」を書いてみました。

吹き出しには、そのために必要なことや、注意したいことを…。


マインドマップ

昨年までは、まず該当月で既に決まっている&見込みがある予定を「Schedule」という枝にバ~っと書き出し、仕事のボリュームや公私のバランス、可処分時間の量を意識するようにしていました。が、今年はそのあたりはガントチャートで俯瞰しているので割愛することに。

残したブランチ(枝)は、「Work」「やりたいこと」「Happy」。

✓ Work
 ・「紡」を実現するために必要な動き
 ・ 今年は仕事面でいくつか試みたいことがあるので、その実現に向けた今月のタスク分解

✓ やりたいこと
 ・ 仕事以外で大切に取り組みたいこと(ビジョンマップで描いた「絶対後悔する過ごし方」の枝を反面教師に、今月やっておきたいことをリストアップ)

✓ HAPPY
 ・ これを楽しみに頑張れるような心躍る予定(決まっているもの、入れたいもの)

毎月やりたいこと、やるべきことは年間目標ページにある程度分解済みなので、そのあたりも踏まえながら上記の枝に反映していった、というわけです。

来月以降、様子を見て変更する可能性はありますが、改めて言語化してみると、悪くなさそう!


月末に見たい景色

これは、自分軸手帳部のマツ子さんの方法を拝借して、今回から導入したもの。

今月が終わるときに、どんな状態なら心が満たされるか、自分を「よくやった!いい調子!」って褒められるかなぁ、とイメージして書き出してみました。

やってみてわかったのですが…「今月、ここまで行けば大丈夫」という目安がイメージしやすい!
何か達成したいことがあるときは「今のうちにもっと頑張っておいた方がいいかも…」と最上志向が暴走して休息を失ったり、「まだ足りないかな…」という漠然とした不安を抱きがち。
逆に、明確にやりたいことがない時は「このままでいいのか私…」とも。
でも、「見たい風景」を仮置きしておけば、頑張りすぎず、不安に襲われず、よくわからないものに追われ続けることがない。

私は定量目標を置くのが苦手なのですが、この「見たい風景」なら、数値化できない空気感もまるっとイメージに含めることができそうです。


今年の漢字を意識するという目標の立て方

実は、この記事を書き始めてちょっと不安だったのが、「私、未来ばっかり見てる?」ということ。
これまで、否が応でも「コネクティングドッツ」しかできなかった私が、1年を俯瞰してそこに引っ張られるがごとく1カ月ごとに目標を分解して意識するだなんて…目線はあくまでも年末の「達成・未達成」に置かれていて、今を生きていないんじゃないか…って。

でも、今回加えた変更点の一つ一つの要素を分解するうちに、「『今』やっておくべきことに集中し、未来のタスクに追われ続けないため」「今を無駄に生きて未来に負債を預けないため」「後悔しないため」の方法であり、むしろ安心して今に集中するための取り組みだったということに気がつくことができました。

毎月の目標やそれらの分解も、今年の漢字を意識した構造にすることで、気持ちよく翌月にバトンをつなげていけそう――とも。

あなたの今年の漢字は何ですか?
目標を描くとき、その漢字のエッセンスをすこ~し意識して加えてみると、自分を満たせる種を仕込めるかもしれません!

2021年12月、WordPressでWEBサイト「じぶん実験室」を立ち上げましたが、2023年6月より、noteにお引越しを始めました。
2021年12月~2023年6月の記事は、WEBサイトに掲載していたコンテンツをそのまま移行したものです。

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