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10年後に何を残すか
今日は、娘の学校の40周年事業委員会の集まりでした。
見えない未来
11月に開催した40周年記念式典の関係記録をまとめる作業です。
記念式典が次回開催されるのは10年後。
今いるメンバーが関わることはないと思いますし、10年後のまだ見ぬ担当者さんにも直接引き継げません。その上で、
何を残していくか、
どうやって残していくか、
が問われます。
経験をかき集める
私たちは今、過去からのメッセージを、未来に送ろうとしています。
どんなことが起きたのか、
どう進めて行ったのか、
周年事業委員のみんなでこの2年間の記憶を掘り返し、過去の出来事をかき集めて、一つの「財産」にしていきました。
自分だけの財産
私たちの経験も、いわば「財産」です。経験して、それで終わり、ではなく、そこから次の新しいものを生み出すことができるから。
実は、今日は午前中にも同じようなことをしていました。私がコンサルをさせていただいている男性の方へのヒアリングです。彼の経験、想いや感情から、才能を、可能性を、質問しながら掘り出していく。
経験してきたことは、成功した未来から逆算した準備段階です。もし今上手くいっていないと感じていても、その感情すら経験となっています。
人は記憶を持っていて、三次元的にいうと、過去から現在、未来の記憶として、つながっています。続いていく自分の経験、積み重なる記憶、過去の苦しい思いは手放したいものですが、それがあるから誰とも違う自分オリジナルの素晴らしい人生があるんですよね。
素晴らしい経験を持つ、彼の全てを、未来に残したいな、と思いました。
10年後、私たちが残した財産を活用してもらえるかどうかはわかりませんが、今の自分たちにできることはやりました。そう、先のことなどわからないのです。だから、今できることをやる。現実を、生きるって、そういうことですよね。
基礎と土台の4
今日は数秘でいう4をテーマに書いています。4は、基礎、土台、制限、ルール、現実、安定、安心、継続、守る、など。
三次元という制限のかかった地球に生きているだけでもう、すごい経験をしているわけですが、普段の私たちはそれに気が付きません。自分にないものを見つけようと、宝探しをしてしまう。でも、財産は充分に持っているんです。
その財産をどうするかは自分次第。
あなたの経験は、基礎となり土台となって、未来の自分にレールを敷くことができます。レールを敷いたら、今あるものから何を運びたいですか?
10年後の自分に何を渡してあげられるか、ぜひ4のつく日に整理してみてくださいね。