こんなサービスがあったらいいのに
常識を覆された出来事
私が新卒だった30年前、創業100年を迎えた老舗企業に入社した私は、「仕事が終わっても先輩の言うことは絶対」という古くからの習慣を当たり前に過ごしていました。私は女性だったので甘くしてもらえましたが、男性陣は完全な縦社会だったので、先輩が飲みに行くぞと言ったら100%ついていかなければいけないという感じでした。
入社5年後、その会社を退職し、アルバイトの世界に入った私はカルチャーショックをうけました。居酒屋で開催してもらった職場の歓迎会でみんながそれぞれ自由に、自分の好きなものを注文してるんです!!!
「自分の好きなものを頼めるなんて・・・!!すごい!!」
本当に、本当に、びっくりしました。
こんな世界があったんだ、これが世の中だったんだ、と初めて気づいた時でした。
職場という小さな世界でしか過ごしてこなかった私は、外の世界を知らずに生きてきていたんです。こんなの自由な世界があったのかと、今でもあの感動を思いだすと胸が熱くなるほどです。
多様化する社会
前置きが長くなりましたが、
世界は多様化しています。結構前から。
時代は2000年代。1000年代が終わりを告げてから早くも20年目です。
1のエネルギーで始まるヒエラルキーのトップを目指す社会から、2のエネルギーで始まる、個性と個性が繋がる時代になって早20年。
右へならえの時代が終わり、一人一人が好きなものを自由に選べる時代がきています。
ある商品が出れば、豊富なバリエーションの中から自分だけの色が選べたり、いろんな選択肢が用意してあるプランや、カスタムオーダーは当たり前の世の中になっています。
そこで、
こんなサービスがあったらいいのに、というサービスがあります。
それは、小食の人用のお料理、そしてそれを出すレストラン。
少ない量を遠慮せずに食べたい。
すでにやっている企業もありますが、多くはなくて。
今の私は少しの量を5回くらいに分けて食べていますが、幼いころから1日三食という常識に苦しんできた者です。少食で、一人前の料理の量が食べられないので、残しちゃうんですね。小学校の給食の時からそうでした。ひとり別の部屋で掃除の時間に食べるという拷問。そんな給食が嫌で学校に行きたくないと泣いたことも。
外食産業にいたので、美味しいものは大好きです。でもたくさんは食べられない。普通に注文して、食べられず残してしまうと、「お口に合いませんでしたか?」と聞かれてしまうし、残すのももったいないし。申し訳ない。だから、食べたいものより、食べられるものを選んで注文します。コンビニやお弁当もそうです。美味しそうで、食べたいものを、食べられる分だけ買いたいのですが、売ってない。仕方なく食べ物を選ぶことが本当に多いです。
今、このブログを書いていて、自分でもやっと気がつきました。
私、ずっと我慢してるなって。
私、ずっと満たされてないなって。
それを感じてしまって、ブログの手を止めて結構本気で泣いてしまいました(笑)
ちょいマック的な
少食さん用の食べ物、提供する側は難しいでしょうね。でも、一回の食事量の常識を見る目をちょとでも持ってもらったら、すごく変わるんじゃないかなー。一般的に言われている「一人前はこの量」っていうのを一回、考えてもらえないかなーと。必要としている人、結構いると思う。私は1日5回くらい食べるけど、そのうち2回は間食、という感覚ではなく、少ない食事としたいので、お菓子で済ませたくないな、と。あ、最近キムタク君がちょいマックってCMしてるけど、その感じなのかな。
多様化の5
今日は数秘でいう5をテーマに書きました。5は変化、改革、自由、無謀、恐怖、人間などがテーマ。
私は、変えていく、変わっていくことことが大好きな数秘ライフパス5。いつか少量で大満足で食べられる美味しいお料理を食べられると信じて、今日はこの辺で。