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二十四節気~小暑、大暑~


▪7月の流れ

2024年は7月6日からが小暑、7月22日からが大暑

小暑は太陽かに座期間の後半にあたり、大暑は太陽しし座期間の前半となります。小暑の同日7月6日がかに座の新月、7月21日がやぎ座の満月です。先月に続き、2回目のやぎ座満月となります。

2024年7月の数秘は6[内観、中庸]。
先月ステージアップを試みて、これまでとは違う新たな体感(喜怒哀楽)を得たり、新たな繋がりを感じました。今月はステージアップできた自分にとって、これまでの持ち物・考え方・繋がりなどに違和感が生じてきます。これからの自分に何が必要で、何が不要なのかを見極め、整理整頓をする期間となりそうです。

2度同じ星座で満ちる満月と、冷静に内観を促す7月の数秘。メッセージ性が強い月のように感じます。

▪小暑:7/6~21

梅雨明けごろの季節を小暑と言います。梅雨は明けても、高い気温によって天気の変化が生じます。そんなころころ変化していく様子を七十二候では表現されています。

第31候 7/6~11 温風至(あつかぜいたる)
第32候 7/12~16 蓮始開(はすはじめてひらく)
第33候 7/17~21 鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)

▪大暑:7/22~8/6

体感としては日差しも強く、熱さも厳しい時期です。植物たちは太陽の光を浴びてぐんぐん成長し、また突然の雨によって潤いもたっぷり吸収し、イキイキとしている様子が七十二候で表現されています。

第34候 7/22~26 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
第35候 7/27~8/1 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
第36候 8/2~6 大雨時行(たいうときどきにふる)

▪この期間の体調

7/19~8/6 小暑の後半から大暑は、夏の土用期間に入ります。夏から秋へ季節のリニューアル工事期間です。固めてきた土台を一度掘り起こし、新たな装いにするため、土台が揺れる・変化するという意味から、天候や心身が変わりやすい状態になります。

夏土用の典型的な症状は消化器系の不調、夏バテの症状、そこからくる筋力低下です。気候変動のムラにより食欲低下を引き起こしますが、睡眠不足や自律神経の乱れによっても消化器系の不調が起きやすくなります。

気温が高い時期でも、身体を温めることで血流がよくなり、調子をととのえることができます。身体の芯が温まるとぐっすり寝れるようになるので、意識して取り入れることをおすすめします。

土用期間は、黄色くて甘い食べ物がいいそうです。例えば、トウモロコシや大豆(豆腐)など。栄養価も高く、胃腸の働きを助けてくれます。胃の調子がいまいちなときは、これらの食材を取り入れてみてください。どれでも食べ過ぎはよくありませんので、ご注意ください。

季節は繋がっていて、春があるから夏が来ます。身体も同じように、これまでに身体に負担をかける生活をしていると、後になって不調として表れてきます。今の不調は今のうちに向き合い、早めのケアを心がけていきましょう!

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