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無理に笑わなくても大丈夫!ジストニア体験者として伝えたいこと


「辛い。しんどい。
でも、笑ってさえいれば、いつか自分にも明るい未来が来るのだろうか」






先週、両親がテレビで高校サッカーを見ていて、私はその横で作業をしていた。

合間に、試合の実況が耳に入ってきて、ふと手が止まった。

心に引っかかるものがあった。

「笑う門には福来る」

その前後の話の流れは、はっきり覚えていないけれど、アナウンサーが確か、対戦する2校の監督の言葉を紹介していたと思う。

「笑う門には福が来る」という教えが、もし「辛い時でも笑っていなさい。」という意味だとしたら、ちょっと嫌だな、と思ってしまったのだ。





確かに、辛い時でも笑うことで心が軽くなったり、気持ちが和らいだりすることはある。

時には、笑顔でいることで、暗い気持ちを押し込めることもできるかもしれない。

でも、無理に笑っていると、それが逆に自分を追い込むこともあるのではないかと思う。

特に、病気や苦痛に苦しんでいる時に、無理に笑顔を作ることは辛いことで、心をさらに疲弊させてしまうこともある。

私自身、ジストニアに苦しめられる中でも、笑顔でいようとしたことはある。

人前では頑張れた。

けれど、いつでもそういられることはやっぱりできなくて。

笑えない自分を責め、逆に体調が悪化した。





「笑う門には福来る」

私は、この言葉が好きだ。

けれど、それは無理に笑うことが幸せを呼ぶのではなく、心を軽くし、自分に優しくすることで、福を引き寄せるのだと思う。

笑うことも大切だけれど、それだけではなく、日々を少しでも楽にするために考え、行動することが本当に重要だ。

この考え方を実践するために、今、動画講座を作っている。


無理に笑顔を勧めるのではなく、心が少しでも楽になる方法を考える内容になっている。

観てくれた方が、自分を大切にしながら、少しずつでも楽に過ごす方法を探していけますように。

そんな願いを込めている。

動画は3月中にお届けできるよう、動いています。
ご興味のある方は、ぜひ楽しみにしていてほしいです^^

※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています。
ありがとうございます😊

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頑張りたい理由がある人へ | ジストニア体験者・研究家 永松ひさこ
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