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同じことばっかりで悩んでいる、と言われても【健康エッセイ】
・同じことばかりで悩んでいた過去
大学生の頃、友達に言われたことがあります。
「ひさは、いつも同じことで悩んでるよね」と。
いい加減そのことで悩むのはやめなよ、と言いたげでした。
自覚がなかったので、ハッとしました。
自分は良くないことをしてしまっている、と。
それから時が経ち、発病してから、日記を書くようになりました。
最近、その頃の文章を振り返ることがあります。
すると、ここでも結局、同じことばかりで悩んでいる自分がいました。
来る日も来る日も、同じ内容が続く。
何をしていてもその考えが頭を離れなくて、睡眠にも影響しているようでした。
◇
・ 頭の中を書き出すことは、お勧め!
そういうわけで、今日の記事では、
「同じことばかり考えてしまうなら、頭の中の思考を全て書き出しみて!」
と勧めようと思っていました。
その方が、良いことが多いと思うから。
たとえば、悩み過ぎてぼーっとする脳に血が巡って、スッキリ感を味わえる。
それから、頭の中の全体像が見渡せて、何に1番悩まされているのかがわかりやすい。
あとは、人生の貴重な時間を、悩むべきことに費やせるのも良い。
過去のnoteでも、思考を書き出すことの大切さに触れています。
けれど、いざ記事を書こうとすると、文字を打つ手が止まってしまうのです。
同じことと言っても、本当に同じなのだろうか?
◇
・でも、同じことで悩むことは悪くない
過去の日記を読んでいると、確かに似た内容ばかりを書いていました。
けれど、まったく同じではない。
しっくりいく言葉や
しっくりいく考え方を、
探しているように感じます。
それはまるで、少しずつ穴を掘って、宝物を探そうとするかのよう。
きっと、大学の時の私もそうだったのだと思います。
人の悩みは共感できることもあれば、そうでないこともありますよね。
共感できる時は一緒になって悩めるけれど、そうでない時は相手の悩みを「些細なこと」と感じやすい。
だから、同じことで悩んで、と言ってしまう。
友達にとっても、今の私にとっても、その時々の私の悩みは些細なこととして映ったのだと思います。
けれど、当の私にとっては、その悩みはすごく大事なわけで。
時間がかかっても、いろいろな角度から考えたかったのだと、当時を振り返っています。
だから、今の私から過去の私に言えることがあるとするならば、同じことで悩む事は全く悪くないよ、ということでしょうか。
ただ、その上で、悩みすぎてあまりにも辛くなるようなら、やっぱり頭の中のことを全て書き出してみるのは手だよ、ということは添えたいですね。
日記の中の私は、あまりに悩みすぎて、どつぼにはまっている様子でした。
視野が狭くなって、考えもどんどん凝り固まっている様子。
精神的にもかなり追い込まれていて、読んでいて胸が痛かった。
なので、同じことで悩んでも良いけれど、全体像を見渡しながらだと
もう少し楽に悩めるかもよ、と伝えたいです。
◇
・分かった気にならないように、もがく時はもがきたい
今でも私は、ほぼ毎日日記を書いています。
けれど、かつてほど心の葛藤が見られません。
けっこう淡白な内容。
それは、あらゆる悩みが解決されているからだろうけれど。
でも、もしかしたら、わかった気になってしまっているからではないか、という考えもよぎります。
かつての私がたくさんもがいたからこそ今の私があるように、今の私も、もがく時はもがいて、未来につなげていきたいなと思いました。
※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています。
ありがとうございます😊
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