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【健康エッセイ】「この病気には、この治療法しかない」と言われても


・今日は「症状を知ること」について



今この記事を読んでくれている人は、どんな悩みを抱えているだろう。

具合が悪くなったけれど、どの治療を選べば良いか、わからない人?

治療を受けたけれど、良くなっている実感がない人?

ある程度治療には満足しているけれど、まだ辛いと感じている人?

もし当てはまる人がいたら、ちょっとだけ「症状を知る」ということを
考えてみて欲しいです。


・症状について考えたら、受け身の治療でなくなった



以前の私は、流れで選んでいました。

近所だから。
お医者さんが勧めるから。
名医と言われる先生が、いるところだから。

けれど、症状について考えるようになってから、受け身でない選択ができるようになりました。

何をすると症状が悪くなるのか。
何をすると軽くなるのか。
不調になる前、症状は何もなかったのか。

そういうことを考えるようになってから、自分にはこういう治療が合うのではないかと、思えるようになりました。

だからといって、すぐに合う治療に出会えたわけではない。

けれど、行き当たりばったりだった時よりはうまくいっている気配を、感じられるようになりました。


・症状を知ると、自分の気持ちに気づきやすい



自分を知るって、とても難しいことのようだけれど、実はそこまで身構えることではないんです。

症状について考えるのも、自分を知ることの1つ。

些細な症状でも良いから、これまでの人生で経験してきたことすべてを出し尽くすつもりで、一度考えてみてほしいです。

それは1人1人、抱える症状が違うから。

残念ながら、お医者さんは1人1人の症状を、把握していてはくれないのですよね。

わかっているのは自分だけ。

だからこそ、症状についてじっくり考えることが、大事だと思っています。

そうやって整理できると、先生との会話も変わってくるはず。

「あの、先生。
私にはこんな症状もあるんですけど、この治療でそれも良くなりますか?」

とか、質問ができるかも。

それによって、
「あぁ。私は一つの症状だけが消えても、満足ではないのだな」
と気づくことだってできます。

新たな自分を発見することにも
つながるのです。


・自分の視点から治療を選んでみよう!



具合が悪くなって病院に行くと
「あなたの病名は⚪︎⚪︎で、治すにはこの治療しかないですよ」
なんて言われると思います。

インターネットで調べても、お医者さんの言う通りの情報が載っているでしょう。

でも、それは1つの案として置いておいて。

それよりまずは症状を知って、
その上で自分にとって良い治療とは何か?
考えてみてほしいです。

自分と同じ病名の人は、他にもいるかもしれない。

けれど、細かく見れば1人1人症状は違うはず。

だから、症状や病名からの視点で
治療を選ぶのではなく、自分の視点から考えてみてほしいです。

きっとそれが、効果のある治療につながると思うから。

次の1歩にも、つながると思うから。


※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています。
ありがとうございます😊

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頑張りたい理由がある人へ | ジストニア体験者・研究家 永松ひさこ
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