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\笑いで守る心/ジストニア生活を乗り越えて思うこと


辛い中でもユーモアを忘れずにいられた自分って、偉かったなと思うことがよくあります。

ジストニアの生活を振り返ると、
我ながらよくここまでやってきたなって思うんです。

でも、それは私だけではなく、同じことを他のジストニア患者さんたちにも感じます。

noteやブログを読んでいると、みんな不安や孤独感を抱えているかもしれない
って思うんです。

「いつまでも良くならない現状に
焦りを感じているかもしれないな」
とか、
「本当は、怒りや悲しみ、悔しさを
周りの人や日記とかに、ぶちまけたい気持ちがあるんじゃないかな」
とか。

なのに、実際に文章を読んでいると、どこかにユーモアを交えて書いている。

それは心の暗い部分を笑いで和らげたいという自然な反応だったり、あとは、病気の話ってどうしても暗くなりがちだから、読み手が少しでも暗い気持ちにならないように配慮しているのかもしれません。

少しでも読んでくれる人に嫌な想いをさせないようにすることで、自分も気が楽になるんですよね。

私も自分のことを振り返ると、そうだったなと思います。

だから、辛い中でもユーモアを持つってけっこう大事だと思っています。

もちろん、
「無理に笑わなくてもいいよ」
と言う人もいます。

でも、辛いからこそ、笑っていないと押し潰されそうになってしまうんです。

無理にでも笑いを入れるって、自分を守るための手段だと思います。





ただ、やっぱりそれって自然な笑いではないんですよね。

自分の気持ちに少し無理を強いることになります。

なので、闘病生活が長くなってくるとだんだん気持ちも弱ってきて、無理に笑うことが難しくなってくることもあって…。

それでも何とか笑顔で誤魔化そうとしていると、最終的に気持ちが麻痺しかねないんです。

私自身がそうでした。

自分がどうしたいのか、
何を感じているのか、
どういう順番で考えたらいいのか、
分からなくなってしまったんです。

鬱が深刻化してしまったと言えます。

そしてそこから抜け出すのに時間がかかって、体調に良いことが何もありませんでした。

だから、今、笑顔で誤魔化せている人には、そこでとどまってほしいと思っています。

それ以上、気持ちが落ちないようにしてほしい。

そのために、いま動画講座を準備しています。

一歩ずつ、前に進んでいけるように、順を追って伝えています。

自分を守るためではなく、笑いたいから笑える自分になってほしいから。

幸せだから笑ってほしいから…。

現在、ジストニア患者さん向けの
動画を作成中。
3月中にお届けできるよう、動いています。
興味を持ってくださった方は、
ぜひ楽しみにしていてください
^^

※ヘッダー写真は、クリエイターさんの画像をお借りしています。
ありがとうございます😊

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頑張りたい理由がある人へ | ジストニア体験者・克服研究家 永松ひさこ
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