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永松ひさこ
2024年9月6日 12:29
幼い頃に後頭部を強打して脳震盪を起こした過去が、急によみがえってきた。私の原因は脳なんだ。脳を診てもらわないと。でも、どの病院に行けば良いのだろう。ふと、一件の治療院が頭に浮かんだ……。これが前回までのお話です。第7話 点と点が線になってきたこの治療院は、たまたまインターネットで見つけて以前から気になっていました。さっそく、先生の本を買って読んでみる。すると、あるページに目
2024年8月23日 12:06
手術によって、全身性ジストニアになった。なのに、私はそれ以降も同じことを繰り返した。なぜそれほど手術にこだわったのか。理由は、あまりにも不安だったから……。これが前回までのお話です。第5話 たまたま出会った健康グッズが、私を動かした手術を繰り返す5年間に変化が訪れたのは、2011年。叔父が、はめているブレスレットについて、話題にしたことがきっかけでした。それはゴム製でできた、
2024年8月16日 18:23
2度目の眼瞼けいれんの手術のあと、全身に硬直やけいれんが現れて。手術を受けた病院に電話をかけると、「ジストニア」という、聞きなれない言葉を耳にした……。これが前回までのお話です。第4話 手術への絶対的信頼が、自分を苦しめたジストニアとは、脳に何らかの異常があって起きる運動障害だと言われています。自分の意思とは無関係に、筋肉が硬直したりけいれんしてしまうのです。詳しい原因がわかっ
2024年8月9日 13:30
幼いころから不調があっても、「精神的な問題」だと診断されてきた私。瞼が垂れ下がっても、診断は同じ。おまけに、「ヒステリー」とまで言われて。原因追求する私の長い旅が、ここから本格的に始まっていく……。これが、前回までのお話しです。第3話 瞼を手術して、全身性ジストニアに原因をつかむと意気込んでみたものの、どう調べれば良いかわからない。そこへ、母が一冊の健康雑誌を持ってきました
2024年8月3日 13:22
瞼が垂れ下がる。まぶしくて、瞼がけいれんする。なのに、検査入院では「異常なし」という診断。悔しさが溢れでた……。これが前回までのお話しです。第2話 「ヒステリー」と診断されて、目が覚めた私は小学校低学年の頃から、何となく心身が重いと感じていました。肌感覚も、何となく気持ちが悪い。けれど、どれも表だった不調ではなかったし、他の人もそうなのだろうと思っていました。なので、誰かに
2024年7月26日 13:41
これから10話にわたって「私のジストニア物語」を紹介していきます。眼瞼けいれんから始まり、全身性ジストニアへ。そこからどのように回復軌道に乗れたのか。その経緯をつづった短編物語です。序盤は耐える状況がつづきますが、最後は希望を感じられる内容になっていると思います。のんびりと読んでいただけると嬉しいです。何かの参考になりますように。第1話 演技をしたから、精神的な問題です2007