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初心者用の哲学 ③ 儒教以外編
どうも!ハリーです。今回は「儒教以外の東洋哲学」をみていきます。スライドはインスタグラムで活用したものなので、今回は順番はあまり関係ありません。では参りましょう!
荘子の道教
儒教の他に東洋哲学には「道教」というものがあります。文字の通り「道」が重視されているのですが、具体的にどのような道なのでしょうか?
道教には大きく分けて2つあり、1つ目が「荘子」の道教です。これは書物の名前で物語のように執筆されています。しかし遠回しな表現が多く、儒教のようにわかりやすくはありません。感じていくって感じな気がしました。
荘子では「万物斉同」が推進されており、絶対的なものは存在せず、物事の価値は全て同じだとしています。うーん、ぼやあっとしてますね。
老子の道教
一方で「老子」の道教は具体的です。「目に見えないものをみる力」と「常識を疑う力」がしっかりと表現されています。老子の道教は道家として儒家に並んで有名となりました。
老子の道教は2種類の「無」を表現しています。ひとつめは無欲。ふたつめは無理をしないことです。次章でも重なることですが説明します。無欲は欲をなくすというより、「余裕を残すこと」が重要視されています。また「無理をしない」とは余裕をもつことと重なるほかに、「何もしない」をやるという考えのもとで「自然体こそよいこと」だとしています。見栄を張らず、身に即した生活・言動を心掛けよということです。まさに人が歩むべき道を説いています。
老子ってだれ
そもそも老子とはどのような人だったのでしょう。彼は架空の人物とされることもありますが、恐ろしく長寿です。もはや仙人に近いでしょう。老子という書物は陰が踏まれたようなリズミカルな文が多く、読んでいて楽しくなってきます。これは老子自体が口頭で伝わったからだとする説もあります。
韓非子って?
次に見ていくのは「韓非子」です。韓非子は現実主義で、法律を重視する傾向があります。韓非子では理想的なリーダーとは法律を活用できる人だと説いています。つまり才能は二の次なのです。才能や長所に頼らず、淡々とルールに基づいて行動することこそよいよしています。
韓非って誰?
韓非子は韓非によって書かれた書物です。彼は儒教を嫌うことで自分の考えを韓非子として出版しました。当時の王朝とももつれが多く、始皇帝によって暗殺されてしまいました。
今回も有名な言葉をそれぞれ載せています。箸休めにどうぞ!
今回は以上です。かなり省略した部分もあるので詳細が気になった人は僕のインスタへ↓↓↓
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