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【当協会で約50名を支援中!】短期間での大量採用を叶え、新事業スタートに成功!(グランソールベーカリー株式会社様)

こんにちは。
日本料飲外国人雇用協会の中川です!

近年、日本ではあらゆる業界で人手不足が叫ばれていますが、
当協会は、登録支援機関として「特定技能」の外国人材支援を行なっております。

多くの企業様から
「外国人の雇用を始めてよかった!」
「こんなにも活躍してくれている」
という嬉しいお声をいただくようになりました!

そこで、実際に弊社が特定技能人材の支援をさせていただいている企業様の”生の声”をお届けさせていただきます!

外国人材の雇用に興味をお持ちの方の参考にしていただけると嬉しいです^^

<Customer Profile>
グランソールベーカリー株式会社
茨城県神栖市に工場を構えるパン製造会社。昭和産業株式会社の子会社であり、日本最大手のコンビニ「セブンイレブン」で販売するパン・焼き菓子を製造している。 従業員の4割強が外国人であり、料飲協会では約50名の特定技能人材を支援中。

今回は、グランソールベーカリー株式会社の 執行役員 工場次長の平野様と、業務課の松本様、髙野様にお話を伺いました!

左から)執行役員 工場次長 平野様、松本様、髙野様

──特定技能人材の雇用を始めたきっかけを教えてください。

2023年秋から新たに事業を開始することとなり、多数の人材の採用が必要になったのがきっかけです。この新事業では「焼成パン」の製造を開始し、新しい製造ラインにオーブンを増設したことで、必要な人員が従来の1.5倍に増えました。日本人の採用も進めましたが、それだけでは人手が足りなかったため、外国人の採用も並行して行うことにしました。

以前から、40名程のフィリピン人技能実習生を受け入れており、彼らが非常に真面目で熱心に働いてくれていたこともあり、外国人雇用に対して前向きな考えを持っていました。これをきっかけに、今回は特定技能人材の受け入れをスタートすることに決めました。

──新事業スタートのための大量採用を目指したということですね。

はい、その通りです。以前から雇用していた技能実習生はフィリピン人で、とても積極的で一生懸命に働いてくれ、現場の日本人社員からも高い評価を受けていました。特定技能人材を導入する際には、他の国からも人材を受け入れてみたいと考え、料飲協会さんに相談しました。適性や雇用管理の観点からアドバイスをいただき、今回はミャンマー国籍の特定技能人材を紹介してもらいました。

──現在、外国人の従業員はどれくらい在籍されていますか?

外国人従業員は現在108名です。日本人従業員は134名ですので、全体の4割強が外国人ということになります。そのうち、特定技能で就業しているのは64名です。改めて外国人従業員が増えたことを実感しています。今では、外国人従業員がいない職場は想像できないほどで、当社にとって本当に欠かせない存在です。

──料飲協会に外国人採用を依頼した決め手を教えてください。

料飲協会さんに依頼した大きな決め手は、当社のグループ会社である「スウィングベーカリー」での実績があったことです。スウィングベーカリーも同様にパンの製造工場を運営しており、すでに料飲協会さんのサポートで特定技能人材を採用し、成功していたため、安心して依頼することができました。

また、特定技能人材の母国語(ミャンマー語)でのサポートが可能である点も大きな要因でした。特に、何か緊急の事態が発生した際には、ミャンマー人の担当の方が遠隔でも対応してくださるため、非常に信頼しています。外国人従業員が安心して働ける環境を提供するためにも、このようなきめ細かいサポートは当社にとって非常に重要です。

──特定技能雇用を始めて良かった!と感じるのはどんなことでしょうか?

料飲協会さんの紹介を通じて、この1年間で約50名の人材を採用することができました。新規事業も人手不足が発生することなくスタートすることができ、特定技能での採用が本当に良かったと実感しています。また、思わぬ効果として「外国人従業員全体の日本語能力が向上した」ことも挙げられます。

もともと技能実習生は全員フィリピン人で、職場では日本語を使用するようお願いしていましたが、母国語(フィリピン語)で話す場面がどうしても多くありました。しかし、特定技能としてミャンマー人を採用したことで、日本語が共通言語となり、必然的に日本語で会話する機会が増えました。これにより、外国人従業員の日本語能力が向上したのを実感しています。特定技能の人材は日本語能力試験に合格しているため元々日本語能力は高いですが、そのほかの技能実習生も刺激を受け、日本語の勉強に励み、JLPT(日本語能力試験)に挑戦する人も出てきました。

外国人材を雇用する上で、日本語でコミュニケーションがとれることは非常に大きなポイントです。複数の国籍の人材を雇用することで、皆が自主的に日本語を学び、能力を高めてくれるのは非常に嬉しいことです。

──逆に特定技能雇用で困ったことはありますか?

これは特定技能だからというわけではなく、外国人を雇用する際に発生する課題だと思いますが、日本人と比較すると自己主張が強いという面があります。もちろん、これは決して悪いことではなく、むしろ仕事への意欲が強いことの表れです。しかし、その分「もっと働きたいから夜勤を増やしてほしい」や「(住居が)同室の仲間と同じシフトで働きたい/異なるシフトで働きたい」といったシフトに関する希望も多くあります。

共同生活の背景もあり、できる限り希望に沿いたいと考えていますが、すべてを叶えることは難しいため、そこは理解してもらうよう努めています。それでも、これらの希望が大きな問題に発展することはなく、特定技能の従業員は日本語能力も高いため、話し合いで解決できています。

──特定技能人材とのコミュニケーションで工夫されていることはありますか?

毎日、どの時間帯の勤務でも朝礼を実施しています。その際、「今日はこの製品を製造する」「この点に注意しよう」といった、その日の目標や注意点を共有しています。基本的なことではありますが、毎日の仕事の始まりに顔を合わせ、会話することを習慣化することで、信頼関係の構築を目指しています。

また、業務中のコミュニケーションでは、一方的な指示に終わらないように工夫しています。例えば、説明をした後に「わかりました!」で終わらせるのではなく、「今説明した内容を自分の言葉で話してみて」と求め、正しく理解しているか確認するようにしています。誤認識によるミスを防ぐための重要なステップです。

少し難しい会話が必要な際には、料飲協会の担当者であるリンさん(ミャンマー人)に通訳をお願いしています。母国語でサポートしてもらえるというのは、非常に助けになります。

さらに、業務外のコミュニケーションにも力を入れています。今年の夏には「納涼祭」を初めて開催しました。これは工場長の発案で、屋台や飲み物、着物姿の顔抜きパネルなどを用意し、日本の祭りを感じられるイベントにしました。各自が都合の良い時間に参加できる形式にしたことで、多くの従業員が参加し、楽しんでくれました。工場は日勤・準夜・夜勤があるため、こうしたイベントを通じて従業員同士の交流を深め、仲間意識を強めていきたいと思っています。

8月に開催した従業員交流イベント「納涼祭」

──特定技能人材の業務内容について教えてください。

特定技能で働いている従業員は、主に「製造補助」の業務を担当しています。具体的には、冷凍パン生地の製造や、焼成パンの工程で「生地の準備」「パンの形作り」「焼き上がったパンの包装」などの作業があります。また、パン以外にも焼き菓子(スコーン)の製造を担当することもあります。大量生産の工場ですので、生地の準備などは機械を使って行いますが、形を整えたり、手でひねる作業など、機械では対応できない部分は手作業で行っています。

工場での仕事は単純作業だと見られがちですが、当社ではその日の人員配置に応じて作業内容が変わるため、従業員からは「毎日違う作業ができて飽きない」との声も聞かれています。

──実際の仕事ぶりはどのような感じですか?

料飲協会さんから約50名の特定技能人材を支援していただいていますが、全員が非常に真面目で、一生懸命に働いてくれています。製造業務だけでなく、機械の分解や洗浄、再組立まで完璧にこなす人もおり、その習得の速さには驚かされることが多々あります。「こんなにも短期間でできるようになるとは」と感心するほどです。

中には、自分で考え、指示以上の働きをする人もいます。このような能動的な姿勢を持つ従業員は、各製造ラインのリーダーである「ラインオペレーター」として活躍してくれています。日本人・外国人関係なく、頑張っている人には適切に評価し、モチベーションを高めながら働ける環境を整えていきたいと考えています。

──料飲協会の支援サービスについてご感想をお聞かせください。

新規事業の立ち上げ時に人員確保が急務でしたが、料飲協会さんは迅速に対応してくださり、約3ヶ月という短期間で、18名という多人数を採用できました。人手不足でつまずくことなく事業を開始できたのは、料飲協会さんの人材供給力のおかげだと、非常に感謝しています。

また、特定技能人材のサポートも非常に丁寧で、問題が起きた際にはすぐに共有し、フィードバックもタイムリーなので、企業側も従業員も安心して働けています

さらに、会社からのお知らせに難しい日本語がある場合は、すぐにミャンマー語に翻訳してくれます。母国語が話せる担当者がいることで、従業員が正しく理解でき、業務がスムーズに進む点でも非常に助かっています。

──外国人社員同士の様子で印象的なことがあれば教えてください。

当工場には現在、フィリピン人(技能実習生)とミャンマー人(特定技能)の従業員が在籍していますが、国籍に関係なく、仲良くしている姿をよく目にします。休日には、フィリピン人とミャンマー人の従業員が一緒に食事をしたり、旅行に出かけたりしています。先日は「神奈川に遊びに行ってきた」と写真を見せてくれて、楽しそうな様子が伝わってきました。旅行後には「お土産」を職場の仲間に配ってくれることもあり、思い出話を聞かせてくれるのが楽しみです。お土産という文化は彼らの母国にはありませんし、「頑張って稼いだお金は自分のために使ったらいいんだよ」と伝えても、「いつもパートさん(日本人)もお菓子くれるから♩」と言って仲間に配る姿を見ると、まるで日本人のような心遣いが感じられて微笑ましく思います。

母国を離れた異国の地で、職場での友人関係を築くことができたことは、彼らにとっても貴重な経験になるでしょうし、そのような姿を見ると私たちも嬉しく思います。

──特定技能人材を活用した今後の展望についてお聞かせください。

現在就業している特定技能人材は、特定技能1号の資格を保有していますが、昨年から当社の「飲食料品製造」分野も特定技能2号の対象になりました。2号になると在留期間が無制限となり(※更新条件を満たす限り)、日本人の正社員と同様のキャリアを築くことが可能になります。優秀な従業員には長く働いてもらいたいと考えているため、まずは現職でのラインオペレーターに就く社員を増やし、その上で段階的に特定技能2号の人材も増やしていきたいと思います。

そのためにも、特定技能2号を目指す社員のための制度作りを進めていきたいと考えています。今や外国人従業員がいないと現場は成り立ちませんので、会社を日本人で牽引するのではなく、外国人と日本人で牽引できる体制を築き、グローバルな視点で成長していくことを目指しています。



平野様、松本様、髙野様、貴重なお話をありがとうございました!
最後は支援しているスタッフの方と、当協会のリンと荒木も一緒に記念撮影をさせていただきました♩

また次回の定期面談で、皆さんにお会いできることを楽しみにしています♩

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日本料飲外国人雇用協会では、
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