FT8で移動運用
1/25(土)は久しぶりにFT8での移動運用に行ってきました。以前はFT8での移動運用でもFT-897やFT-857を使っていましたが、FT8でオンエアするにはPCとの間にモデムを挟む必要があり、CWよりも荷物が増えていました。また、このモデムが厄介で、持参したノートパソコンが全く認識しないことがあり、移動先であれこれやっていて、結局電波を出せなかったことが度々ありました。
先日購入したIC-705はモデムが不要で、PCとはケーブル一本で接続でき、かつ設定をリグに覚えさせられるので、移動先で電波が出ないなんてことはありません。出力が最大10Wですが、ロケーションやアンテナに気を使えばCW、FT8とともに十分に楽しめます。
またFT8はPCの時刻を秒単位で校正する必要があり、今まではGPS用の受信機をUSB接続していました。これもまた厄介で、PCが受信機を認識しないことがあり、かつPCの時刻が数秒ずれていたりすると、FT8では使い物になりません。そこで調べてみると、ネット経由でNICTの時計を使用して時刻校正の可能なソフトがあることを知り、早速設定してみました。ネット接続はポータブルのwi-fiルータを使います。
そうしますと、どこにいてもwi-fiさえあれば、どこでもPCの時刻校正ができるようになりました。まあ、それは「どこでも仕事ができる」という、嫌なことでもあるのですが(笑)。
そんなワケで、千葉県内三カ所で運用しました。周波数は10/7MHzで、どこでもかなり呼んでくださり、合計150QSOでした。ピロピロnowとBuleskyでアナウンスしたことも効果があったようです。
FT8では紙のQSLカードを発行しません。すべてhQSL、またはeQSLでの対応で、今回の分も発行済みです。私のQSLポリシーはqrz.comをご覧ください。
各地の移動地は下記の通りです。
千葉県山武市 35.642376, 140.370751
千葉県山武郡芝山町 35.690492, 140.427836
千葉県山武郡横芝光町 35.663109, 140.472630