2022年お疲れさまでした
早いもので、今年2022年が終わろうとしています。
私の2022年は、更年期障害による体調不良で、谷底からなかなか這い上がれない、そんな一年でした。
こんなに横になって、働かないで過ごしたのは赤ちゃんの時以来かもしれません……。
3月から体調を崩しがちになりました。8月に就職した介護施設に、3週間勤務したあと身体が動かなくなり、長らく休んでいました。
結局退職してしまいましたが、10月からは、近くの総合病院の病棟の雑用の仕事に、週に2回だけ行っています。
介護ではなく、備品の補充や経管栄養のセッティングなどで、介護に比べたら身体はずいぶんと楽です。
長男の家にポスティングされていた募集のチラシを、長男が写真に撮ってLINEで送ってくれました。
週に2日〜OK、となっていたので、このまま寝たきりになってはいけない、と焦っていた私は、その派遣のお仕事に応募し、本当に週2日だけ働けることになりました。
年末、長いお休みで長男は12/25〜12/30まで、大好きな旅に出ていました。
夫が、長男の嫁を仕事帰りにピックアップし、12/29の夜は嫁と3人で我が家で夕食となりました。
私も仕事の日だったので、定時の早い夫がスーパーで買い込んで来たお惣菜がメインでしたが。
長男夫婦は、3人の子どもたちの中では一番、我が家に時々来ては一緒に食事します。
今回、夫が長男の嫁に声をかけたのは、「嫁自身はまだ仕事をしているのに、長男が長いお休みでひとりで旅行に行くのをよく許してくれている。長男の留守中に一度ぐらいは、ご飯を食べさせてあげたい」と考えたから、とのこと。
それにしても、夫なしで夫の親と一緒に食事なんて、普通は嫌だと思います。私も、長男と嫁の年齢、32歳の頃なら無理でした。
二男の嫁も、「おばあちゃん(私の母)にお赤飯の作り方を教えてほしい」と言って平日の昼間にひとりで我が家へ来たことがあります。
その時は私は書店で働いていて、同世代のスタッフさんに話したら、
「夫抜きで夫の実家へ行くなんてあり得ない‼︎ すごいことだよ。私は絶対に無理。でも確かに、あなたが姑だったら楽しそう」
と言われました。
「それにしても、長男があんなに旅好きになるなんてね」
と嫁に言うと、
「彼、言ってましたよ。『旅が好きになったのは、子どもの頃にお母さんが地図を買ってくれて、それをよく見ていてあちこちに行ってみたいと思うようになった』って」
と言うのです。地図? もしかして地図のパズルのことかな?
長男が出かけていたのは小豆島。アナログに本の地図帳を引っ張り出して小豆島の位置を確認する私に、嫁は
「やはりお義母さんは紙の地図で確認するんですね。彼の話を聞いて、教育って大事だなって思いました」
と言っていました。面映いですが、嬉しく思いました。
また、自分が何気なくしたことが長男の根っこになっていたこと、それを、本人ではなくその伴侶から聞ける、というのも母親冥利につきるものがありました。
長男を出産したばかりの心細かった私に、この思いを伝えたいです。子どもたちを生んでよかった。
さあ、新しい年はいい年にしたいですね。
noteで今年知り合った皆さま、そしてこれから出会う方も?
皆さまにとって、来年が心身ともに健やかで、素晴らしい一年になりますように。
今年一年、お世話になりました。
来年も、どうぞよろしくお願い致します。