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転職先選びで意識したこと①【軸ずらし転職】
3年前の今頃を振り返ると、
会社に転職を申し出て、
引き継ぎが大詰めな頃だったと思う。
転職を決意した理由はいくつかあるが、
その一つが将来の不安。
「このまま居続けて将来大丈夫だろうか?」
特に、スキルの陳腐化は大きな不安でした。
▢スキルが陳腐化する不安
「定年退職後は、退職金と年金で幸せな老後生活。」
そんなものは過去の遺産だと思います。
日本はすでに、世界一の高齢化社会。
それを支える我々世代に「老後安泰」などあるはずもない。
そんな中、
1つの会社を定年まで勤めあげ、
「さあ再就職しよう」なんて思い立ったところで、
上手くいくだろうか?
きっと思うようにいかないだろう。
1つの職場にいると、
考え方やスキルがパターン化して陳腐化する恐れがある。
「世間知らずの浦島太郎になるんじゃないか?」
そう考えると、転職をして世間を知ることが必要だと思ったのです。
▢意識したのは軸ずらし転職
転職先を探す時に意識したのは、「軸ずらし転職」。
著書「転職と副業のかけ算」(Moto著)を参考にしています。
著書によると、
実は、年収というのは、「職種✕業界」で大枠が決まっています。
と書かれています。
つまり、伸びている業界あるいは、希少価値の高い職種を選べば年収アップに繋がるというのです。
もちろん年収アップが全てではないことは言うまでもありませんが、肝心なのは、「軸をずらす」という考え方。
つまり、こういうことです。
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軸をずらしていくことで、
最終的に自分の望むものを得ていこうという考え方なのです。
これは、転職活動に大いに参考になりました。
▢食品業界から製氷業界へのシフト
よへいはもともと、食品関連の製造業界ですが、
そこから、製氷業界へとシフトをしました。
業界は変わりましたが、職種はあまり変わっていません。
業界をシフトするという選択をした理由は、
業種を変えたほうが、転職がスムーズだから。
職種を変えるハードルは高いと思う。
例えば、機械保全という職種から営業職へ転職というのは難しいだろう。
それも、年齢を重ねれば重ねるほど難しい。
もちろん、どうしてもやりたいことがある人は職種シフトがいいだろう。色々経験してみたいというエネルギー溢れる人もいいと思う。
しかし、特にやりたいこともない人は職種はそのままに業界をシフトするのが無難だと思う。
▢転職先は、軸ずらしで選ぼう
このように、転職先は軸ずらしを意識してほしい。
やみくもに探していては、失敗する恐れがある。
業界ずらしあるいは職種ずらし。
伸びている業界や希少な職種であれば尚よし。
自身の年齢、キャリア、家庭環境、生活圏などを考慮して、将来の糧になる転職先はどこなのか、軸ずらしの視点で選んでいただきたい。
それでは今回はここまで!
次回は食品業界を離れた理由を書いてみたいと思います。次回もお楽しみに!
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