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「諦めの時間」を持つという贅沢。

ついに、無職になりました。

色々とコントロールしようばかりしていた
自分の無力さをひしひしと感じて生きています。

諦めざるを得ない。
諦めを受け入れようと日々奮闘しています。

太古の昔、電気の無かった時代。

夕暮れと共にできなくなる作業があった。

その作業は、
日が暮れたら
やろうにもできないから
諦めるしかなかったのです。

「諦めて」休息するしかなかったのです。

現代は、
電気もあるので
照明が灯せる。
そのことで、できる作業が増えた。

自分のキリの良いところまで
作業ができるようになった。
つまり、
自分の裁量で決めることが
できるようになったのです。

これは、一見すごいことのようにも
思えるけれど、
本当にそうだろうか。

実は、
諦めることが、
できなくなっているのではないか。

どこまでやっても
なかなか諦めるかなんてことは、
できないもんではないでしょうか。

自分の裁量で決めることができるようになったものの、
諦めるって線引きは、
自分ではなかなか難しいんではないでしょうか。

結局のところ、
自分の首を絞めることになっているのではないでしょうか。

上司の目、世間の目、
他人の目を気にして苦しんでいるのではないでしょうか。

いっそのこと、
外部要因で諦められた方が、
どれほど楽なんだろうと思います。

「諦めさせられる」ってことは、
贅沢なことなのかもしれない。

無職となり、
「諦める時間」だけを持っている。
この今の「諦めるという時間」は、
実は、「とても贅沢な時間」なのかもしれない。
そう思うのです。

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なんしかカッコいい大人になろう。

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