世界でいちばん貧しい大統領「ホセ・ムヒカ」に学ぶ「幸せ」とは。
もしも800億ドルを持っていたら?
それを心配するだけの人生だ。
そう答えるのは
世界でいちばん貧しい大統領として有名になった
「ホセ・ムヒカ」です。
ウルグアイの第40代大統領、
ホセ・アルベルト・ムヒカ・コルダーノ。
愛称はぺぺ。
報酬の大部分を財団に寄付し、月に約1000ドルで生活しているため、
「世界でいちばん貧しい大統領」として知られることとなった。
ムヒカの個人資産は、
愛車の水色のフォルクスワーゲンビートルとトラクター、
そして農地のみ。
大統領官邸には住まずに、首都郊外の質素な住居で暮らしている。
そして、自分の給与の約9割を貧しい人々へ寄付し続ける。
と言いました。
とも、言いました。
彼は、信念の人です。
彼には確かな1本の信念が通っています。
今では、
優しい笑顔の好々爺に見えますが
若かりし頃は、
革命に燃えるゲリラ戦士でした。
24歳の時、キューバで革命が起きました。
フィデル・カストロやチェ・ゲバラが銃を手に立ち上がり、
革命に成功しました。
「俺も、貧しい人々を救いたい」
そんな思いを抱き、キューバに向かい
チェ・ゲバラの衝撃的な演説を聞くことになります。
というチェ・ゲバラの演説に衝撃を受け、
当時南米最強と謳われた、
都市型ゲリラ組織「トゥパマロス国民解放運動」に参加をします。
そして、
銀行強盗を計画していたところを
警察の銃弾を浴び、投獄されました。
また、拷問も受け、
独房にも10年以上入れられました。
「独房で、人間とは何なのか、
何度も自分に問いかけた」
とのことでした。
4度目の投獄から13年ぶりに釈放され、
どんな拷問にも屈しなかったムヒカは、
熱狂的な市民に迎えられました。
彼は、長い投獄生活で、
内省し続け、
確固とした信念を持つことになるのです。
なので彼の言葉には重みがあるのです。
愛嬌のある笑顔の好々爺であるホセ・ムヒカ。
それでいて彼は、鋭い眼差しを時々する。
独房で過ごした孤独な日々で
生き延びるために様々なことを考え抜いた
すべては孤独な月日のおかげだ。
人は好事や成功より、
苦痛や逆境からより多くを学ぶのだ。
とも言いました。
彼の信念に基づく発言。
そして行動。
それは、私たちに訴えかけるものがあります。
私たちは、
人生の逆境の時や、
人生の停滞の時に、
一度立ち止まってじっくりと
人間とは?生きるとは?幸せとは?
そんなことを真正面から考える必要が
あるのかもしれません。
2016年に
来日した際、
日本の学生たちに
「日本は進歩を遂げた国だが、
それで本当に日本人は幸せなのですか?」
と問いかけた。
本当に幸せですか?
この問いを、
我々は真剣に考える必要がありますね。
なんしかカッコいい大人になろう。
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