家ローンも残っているのに「会社に行きたくない」って妻に言った話。
その頃は、
とにかく夜、眠れなかった。
だから、酒量が増えた。
気絶するように眠った。
残念ながらそのことで、
夜中にトイレに起きることになる。
それから、
目がランランと冴えてしまう。
眠れない。
せめて、
目だけでもつぶっておこう。
そう思っていたら、
起床時間の少し前に
強烈な眠気で眠ることになる。
無理やり起きて会社に行く。
日中、眠くて
頭が回らない。
思考能力が低下している。
なんとか昼食時間になり、
昼食を取ったあと
強烈な睡魔と闘うことになる。
そして、
日中バタバタして出来ていなかった
自分の仕事を、
事務所の部下が帰ってから
ゆっくりと仕上げる。
事務所のカギを閉めて帰る。
そして、
帰りに地元の駅を降りて
コンビニエンスストアに
吸い込まれるように入り
お酒とスナック菓子を買い込み帰宅。
この時の酒だけが、
楽しみだった。
そんな生活を、1年以上続けていた。
問題は、問題をさらに呼びよせる。
もうね、自分の力では処理できないくらいに
人が辞めていくのです。
そうすることで連鎖していき、
加速度的に問題が大きくなって行きます。
もう完全に詰んだ。
そう思った時には完全に手遅れでした。
3か所3名の部下である事務員が
全員課から居なくなった。
結局、補充もしたが代わる代わる
5人が辞めた。
最初の1名は、寿退社。
それを機にパワーバランスが崩れた。
育休から戻ってきて間もない社員の妊娠発覚。
そんな中、会社からは補充要員の制限。
それに不満を持った1名が
それを追うように退社。
そして、出産・育児休暇に入る。
急きょ、契約社員を取るも
正社員でなければやってられない業務内容だと
去って行く。
これも、課の長である
私の責任であるとの見解だった。
言いたいことは、
山ほどありました。
けれども、
目の前の仕事が終わらないのです。
もう、考えることも出来ませんでした。
そして、眠ることも出来ませんでした。
もう、何もかも限界でした。
一体、なんのための人生なのだろう?
俺は、住宅ローンを払うために
生まれてきたんだろうか?
一体、誰のための人生なんだろう?
こんなに苦しむ必要があるのだろうか?
そんなことを考えながら
眠れない朝明ばかりの日々を
更に半年過ごしました。
最後の5人目の退職を機に
その補充の面接を、
忙しい業務の間にしていました。
希望に目を輝かせる求職者。
それに答える面接官の私。
ウソばっかりやん。
この希望に輝いている目も
いずれ死んだ魚のような目になってしまうんだろうか。
なんかもう、
すべてが嫌になっていました。
そんな中、
役職者会議で5人目の退職者について、
私が吊し上げられる議題があると同僚から知らされました。
本気で会社に行きたくない。
はじめて、そう思いました。
今まで、
「会社に行きたくない」という気持ちに
なったことは何度もありましたが、
今回のは「行きたくない」は別格でした。
そして、
その会議の数日前の朝
「会社に行きたくない」
と、妻に伝えました。
住宅ローンも残っている、
一家の主が
「会社に行きたくない」と、
妻に言ったのです。
もう、何もかもが限界でした。
そして、
妻からの返事は
いいよ。辞めたら。
でした。
あの時に感じた安堵感は、
人生で最大の安堵感でした。
そして、
数日後の
私が吊し上げるはずだった役職者会議をサボって
導かれるように休職をし、退職をしたのです。
そして、今に至ります。
妻に助けられたこの命。
どうやって、使おうかと思い悩んでいます。
そして、やっぱり
妻には頭が上がりませんね。
「会社に行きたくない」
って言うには、
勇気が必要でしたが
言って後悔はありません。
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