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今まで私は「働き者がエライ」って発想に毒されていたのかもしれない。

努力したもの全てが
報われるとは限らん。
しかし!成功をした者は皆
すべからく努力しておる!

漫画「はじめの一歩」鴨川会長の言葉

一見、自由に見えるこの現代社会が
生きづらいのは
「結果がすべて」
しかも「自己責任」で、
「努力至上主義」だからではないか
と思うのです。

結果が求められる現代社会。
結果を出すには、
すべからく努力が必要。

だけど努力はツラくながい道のりで
しかも結果が出るまでは
周りの人間には、なかなか目に見えない。

でも、結果は出さないといけない。

結果が出ないと、
努力不足と見なされる。
努力ができいない。
「怠け者」というレッテルを貼られてしまう。

しかも、自己責任だから
「努力できない者が悪い」
「結果が出ないのは怠け者だからだ」

などとレッテルを貼られる。

でも認められたいから
アピールをして、
周りに少しでも認めてもらいたい。

「結果」以外の
目に見える「時間」などで
周りにアピールをする。

そうして、
朝早く出社する。
夜遅くまで働く。
部下の仕事が終わるまで見守る。
サービスで休日出勤をする。

などの
「働き者」アピールをする。

その「時間」すらも人に見せられない場合
見えないところで「時間」を使っているという

忙しくて昼飯を食べていない。
家に持ち帰ったから寝られていない。
熱があったけど仕事をした。

などの
「働き者」と見なして欲しいアピールをする。

イヤなことを我慢している。
頑張っている.

という、
もはや、精神論的な
意味不明な「働き者」アピールをする人間もいる。

それまでに現代社会は、
自分を「働き者」に見せなければいけない

そんな「結果がすべて」で
しかも「自己責任」で、
「努力至上主義」な現代社会とは
一体、なんなのだろうか。

自由な世の中のはずなのに、
その代償で周りにどう見られるかが気になり
自分を縛り付けてしまう。

「努力」も内容によって、
人の得意、不得意が少なからずある。

「努力が苦にならない人間」
「努力が苦痛で仕方ない人間」がいるはずだ。

だから、
「自分の苦にならない努力ができる場所に逃げる」
というのも救いの道だと気づくことが必要なのです。

そして、
そもそも「働き者がエライ」なんて発想自体が
奴隷的発想となっているっていうことに
気がつくのもいいかもしれません。

どうせね、
人間死んだらおしまい。
死んだらみんな一緒なんだから。

自分自身で
自分自身をもう苦しめないでほしい。

いつまでも、
「サラリーマンをつづけることがエライ」が
本当に正解なの?

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