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生そばパスタの作り方

生パスタの種類は数あれど、そば粉の入った生パスタというのはなかなか無いのです。

私の住む南信州は信濃一号という全国流通の大半を占めるそばの品種の発祥地でもあります。またシラネ小麦というこの地域での作付けが推奨されている小麦も有ります。

その2つを合わせた生パスタを先日打つ機会がありました。

自分で麺打ちするという方は少ないとは思いますが、挑戦する人がいるかも知れないのでここにレシピを記します。

材料
そば粉:150g
(ひきぐるみがよいですが、藪といわれる外皮が入っているものでも大丈夫です) 
小麦粉:350g
内訳 :シラネ全粒粉50g
   :デュラムセモリナ小麦100g
   :強力粉100g
   :薄力粉100g
卵  :230g(全卵)
塩  :3g         
                 

①そば粉小麦粉をボールに入れて粉をよく混ぜ合わせる
*だまになると水分がよく回らなくなるのでしっかりとふるいに掛けます。

②よく混ぜた粉の中に溶いた卵を入れる

③卵と粉をよく混ぜる
*このタイミングで塩を入れると良いです。

④手のひらで細かい粒を作るように混ぜ、粒同士がまとまってきたら全体をまとめていく。

⑤混ざってきたら何回も折たたみ生地がしっとりするまで繰り返す
*そば打ちを経験している方なら「菊練り」をすると中の空気が抜け、水分がよく周り食感が良くなります。

⑥玉になったら麺棒で1mm程度の厚さにまで伸ばす
*さらに薄くすることができると格段に食感が良くなります

⑦折りたたんで好みの幅でカットする

⑧打ち粉をふってタッパなどに保管する

⑨出来上がり

生地のしっとり感などは経験などによるところが大きいと思いますが、まとまった後にしっとりと手のひらに吸い付くような感触が出ればOKです。
*仮にまとまりが悪いようでしたらオリーブオイルを少量足し練り込む作業を少しすることでまとめることもできます。

茹で時間の目安は薄く伸ばすことができれば1分半程度、厚めになっても2分程度で茹で上がります。

そば粉の部分を全部デュラム小麦に変えれば普通の生パスタにもなります。

ちょっと時間はかかりますが乾麺とは違う食感は生パスタならではのものです。

それではぜひお試しください。

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ホンブダイゴ◇Hombu Daigo
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