マドンナと私(Me & Madonna)
注:この記事は今年の7月2日投稿されたものを編集しました。私自身、英語の歌詞は自分で翻訳していますが、なぜか侵害情報だとの通知を受けたため、記事が削除されていました。1ヵ月前に通知メールを受け取っていたらしいのですが、先日、通知と記事の削除に気が付きました。
自分自身、思い入れのある記事なので、念のため、翻訳部分を削除して、再投稿します。
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英語の歌詞がわからない小学生の時からずっと洋楽を聴いていた。
80年代はマイケル・ジャクソン、マドンナ、プリンスといったスーパースターが君臨し、24時間音楽のプロモーション・ビデオを放映するアメリカのMTVも全盛期だった。
私は、彼らの音楽とともに成長し、アメリカという未知の世界に憧れを抱いた。
中でも、マドンナは、私の中では特別な存在だ(そう感じるのは私だけではないだろう)。
1982年のデビューを経て、84年Like A Virgin(ライク・ア・ヴァージン)が世界的に大ヒット。セクシーさとそのルックスに加え、斬新なファッションとダンスで瞬く間にスターダムにのし上がった。
私が彼女のすごさを感じたのはそれ以降だ。ストイックに身体を鍛え、カメレオンのように新しい自分をみせていく。当初、アイドル的な存在とみなし、長続きしないだろう、とみていた人たちが間違いだったことを証明してみせた。
彼女の自己演出は天才的で、すべて緻密に計算されている。ハーバード大学でMBAを取得した誰よりもビジネス戦略に長けている、という人さえいた。
常に、自分という商品を使い、世の中のタブーに踏み込み、社会に問題を提起する彼女は間違いなく、語り継がれるスターだろう。私も、彼女のその生き方や勇気、弛まぬ努力に影響を受けた一人だ。
彼女は日本でも何度かコンサートを開いているが、私も2回ほど行っている。そのうちの1回は奇跡的に一番前の席を取ることができ、スタッフにファンレターも手渡した(多分本人には届いていないと思うが)。
今の彼女は、本業ではないところで話題になっているため、少し残念ではある。それでも、これまで築いてきた輝かしい栄光が薄れることはないだろう。
そんなわけで、彼女の曲はほとんど口ずさむことができるのだが、一番自分にとって思いが強い曲は “I’ll Remember” だ。
個人的な経験と気持ちがクロスして、聴くと胸が締め付けられる。その辛い体験のために、この曲を10年以上も聴くことができなかった。
美しく流れるようなサウンドもさることながら、歌詞が心にいつまでも残る。
こんなシンプルな英語で、ここまで心に響く表現ができるのか、と感動する。
いつか、このような歌詞が書けたら、本当に幸せだろうな、と感じる曲なので、是非皆さん聴いてみてください。
【歌詞】
Say good-bye to not knowing when
The truth in my whole life began
Say good-bye to not knowing how to cry
You taught me that
And I'll remember the strength that you gave me
Now that I'm standing on my own
I'll remember the way that you saved me
I'll remember
Inside I was a child
That could not mend a broken wing
Outside I looked for a way
To teach my heart to sing
And I'll remember the love that you gave me
Now that I'm standing on my own
I'll remember the way that you changed me
I'll remember
I learned to let go of the illusion that we can possess
I learned to let go
I travel in stillness
And I'll remember
happiness
No I've never been afraid to cry
AND I finally have a reason why
I'll remember (I'll remember)
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