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その2、ある事件について
 第4章は、ある登場人物が大事件を起こして社会に衝撃を与える、という内容です。簡単に言えば、その登場人物があるVIPを襲撃するのですが、それが自分の悩みの種になりました。

 「あるVIP」は実在するVIPたちをモデルにした架空の人物です。
その人が襲撃されるという話は、令和元年に書きづらいな、と感じたのです。

 昨年、つまり令和元年には天皇陛下の即位という、日本国民には大切な出来事がありました。また、それに関連して、皇族を始め世界各国のVIPたちが参加して多くの式典が開催されたことは、私たちの記憶に新しい。そういう日々に、作り話とはいえ、VIPが襲撃される、というような話をネットに投稿するのは、気が引けたのです。


 私はプロの小説家ではないし、有名人でもない。政治的には保守派だが、日本社会が過度に保守的になることには反対している。

 そんな私が書いたこの小説は私の空想の産物で、極端な保守的社会になったという想定の日本を批判的に書いたものです。いわば、お遊びで書いた小説まがいの文章。だから、その内容に悩む必要はない。

 私の目的は、襲撃の場面を一部始終こと細かに描写することではない。
地獄を再現することではなくて、わが小説での出来事の一つにしたかったのです。

 しかし、もしかしたら、その内容が社会を驚かせた挙句、非難されるかもしれない。だから、その中身について再考しようと決めました。再考して、かつ、令和元年には投稿するのを止めようと思ったのが、昨年の3月でした。

 その後、その架空のVIPの設定を少し変えて、話を作ることにしました。
なぜ変えたのか、その理由は書かないでおきます。


3、まだ全体は完成していない
 第3章は6割くらい書けました。でも、第4章は進捗率が5割くらいなのです。このままでは時間がかかってしまうので、完成した第2章だけでも公開して、次につなげたいと思っています。

続く



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