記録には残らない戦争の記憶 ナガランドのラスミ村にて
独立への戦いをアジアで最も長く続けている
インド北東部のナガランド
コヒマ村
コノマ村
ペック村
チザミ村
フツロ村
ラスミ村
ザパミ村
と全て言語が異なり
身振り手振りで
異邦人として精一杯
身を委ねるしかない中
ガイドを一切使わず聞き取り調査を進める
最早
正確に理解してるかなんて
それほど大した意味を持たない領域
フィジカルを通して
確信に肉迫している手応え
実感が半端じゃない
ナガランドの若者も
日本、朝鮮半島、中国と同じく
第二次世界大戦についてほとんど知らない
それどころか
50、60代から
私達も初めて聞いた話だと感謝される
舌の肉が抉れながらも
全身全霊で伝えようとする老人の姿勢
侵略され続け
未だに虐げられてる言葉
いや
音
考えるのではなく
感じることに
自分の持てる全てを賭けざるを得ない
俺たちは兄弟だ
同じモンゴロイドじゃないかと言われた時
今まで幾度となく
日本の友人
知人に
肩を叩かれ
勇気づけようと
同じ人間じゃん
と言われた時とは
全く性質の異なる意味を感じた
俺は長い長い呪いから開放された
近年悪化する日韓関係に
日本も韓国もどっちも死ねとずっと想ってた
その答えをナガランドで見つけた
俺は姿勢を正さざるを得ない
全ての言論人に伝えたい
Don't think.
Just feel.
愛の無い言葉に
意味など無い
さて
俺たちの時代を
誰と作って行く?
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