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前途多難だが、だんだんと、、、
グループホーム、なかなか見学の人や体験入居の人は来るけれどなかなか埋まらなかった、ちょうどその頃コロナもワクチンがまだなくて暗い雰囲気だったし、いろいろ重なってたのかもしれない
2棟に2人目の住人1階のYが入居することになった、Yは軽度知的障害で、でも明るくて素直でしっかり者だ、のちに入居することになるTが「ADHDの自分よりよっぽどしっかりしている!」と断言するほど、
2棟はYが入居したあと、向かいにUさん(統合失調症でグループホームに入居した途端具合が悪くなってしまった、自室にいる)がしばらくいて、隣にKさんその向かいに同じ年のTが入居して来た、
とりあえず2棟は埋まったけど、この頃はKさん(多重人格?)の独語がすごくて(独り言の激しいバージョン)毎日スパイが来てるだの、誰かがずっと見てる、隣から声が聞こえてくる〜と激しかった、隣で聞かされてるのは辛いものがあったなあ、でも、この話隣から声が聞こえて来るは間違いじゃなかったようで、隣の3棟にも独語が激しい人がいて隣接してるから聞こえてたらしい、、、なんてこった
同じ年のTとは最初、何故か年の話をしなくて、ここにいると年があまり関係ないってのもあるけど、星占いかなんかで同じ年って分かった気がする、Tは社会人大学生で、毎日課題が忙しそうだった、TはしっかりしてるけどそれでもADHDで苦労してるみたいだった、足のサイズが一緒なので「明日説明会だった!パンプスがない!」って時は貸したり、音楽の趣味や本の趣味も合って友達と住んでいるみたいで楽しかった
この頃はYとTと楽しくリビングでおしゃべりしたり、ご飯を食べたりしていた(たまにKさんが泣きながら乱入してご飯食べていることもあった、)
Yにはひとつ困ることがあって、人の食べ物を美味しそう、食べたいな〜ちょうどそれ食べたかったんだよね、と言ってねだって来ること、Tと相談して次そういうことがあったら注意?しようとなってたけど自然とそういうことは減っていって今ではそういうことはない、もしかしたらわたしとTが相談してるのが壁が薄いから聞こえたのかも…
向かいのUさんはほとんど交流しないまま結局退去となり、新しいニューメンバーがこれからまた入って来るのだった
続く…
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