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身体で人生を味わいつくす

ジェリ子です。

年頭に母が亡くなって、荼毘までに1週間。
何度も冷やされた母に会いに行き
どんどんカラカラになっていく母を眺め思ったのは
ここには母のボディだけなんだな、ということ。

そして母のボディは84年間も
母が母の人生を歩くために寄り添って来たんだな、
という事実だった。

母の最期の迎え方もあるのかもしれないけれど
使い切った、という感覚がよぎったのだ。

同時になんだか
母の使われきった身体に「尊敬」の念さえ感じたのだ。

その時にこの言葉が腑に落ちた。

魂は「身体」をもって初めて五感を楽しむことが出来る。


「身体」がなければ五感が体感できないのだ。
人生とは五感を使いながら楽しむものなんだ。

自分の身体を大切に、
尊敬し、自分は素晴らしいと思えた。

泣いて笑って
面白がって
今からでもそんな人生にしようと思う。

母よ、貴女は死んでまで色々と教えてくれるのですね。
感謝です。
貴女から生まれ貴方なりの愛情を注いでくれてありがとう。

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