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ナースであるにも関わらず、自身の異常に気付いてなかった

ナースであるにも関わらず、自分自身の身体からのSOSに気付いていなかった。私の恥ずかしい体験談をお話します。


簡単に自己紹介をさせてください。
私は務めていた美容クリニックで院長にパワハラを受けました。

(ありえないかとは思いますが、今後裁判上の請求に至った場合に、不利になりたくないので、個人が特定しやすくなるような、入職日・パワハラを受けた日などは記載していません。)

そこから、時が流れ弁護士さんに相談をした時に言われたのです。

「ご体調大丈夫ですか?」


そこで、パワハラを受けてから相談の日までずっと、

寝つきが悪、眠りが浅い

院長を目の前にすると手が震える・・
職場では一切、食べ物が喉を通らない。


その時、そうだ。
それだ私無意識で気付かないふりをしていたのかもしれない。

そう思った時に、
ずっと何か詰まっていたものが流れた気がしました。


弁護士さんへの相談の時点で、私の手は震えていたようです。

それを見兼ねた弁護士さんが気を遣ってくださって。
聞いて下さったようです。


そこから精神科受診することとなりました。

症状を自覚し異常と感じることは
自分ひとりでは分からないこともあります。

気付いた時には、
もう取り返しのつかない状況に陥っていることだってあるかもしれません。

大切な家族や友人に心配を変な心配をかけたくなく
私は、ひとりで考えてどうにかしようとしていました。

なので、気付かないふり、
気付いていないふりをする事が楽だと思っていたのだと思います。

ナースである私がそうだったのですから。

だからこそ、自分ひとりで悩むより
誰かに相談をしてみるのは大事なことであると思いました。


精神科の受診で医師から
適応障害と著しい抑うつ状態と診断を受けました。

精神的病気は、客観的には分からないです。
自分が気付いてあげないと、他人が気付くことは滅多にないかもしれません。


だからこそ、体からのSOSを気付かないふり・気付かないふりをすることもできます。
ただ、一時的に遠回しになっているだけで結局の所何の解決にもなっていないこともあります。蓄積すると元に戻れない事になってしまいかねません。

私は、職場を一旦離れ、頓用で眠剤などの服用をしながらでなんとか症状の緩和に繋がってきました。

(こうやって体験を記事に書くことで少しずつその時感じた気持ちをそこに置いておくことで、心の重荷とれていっている気もします。)

やはり適切な対応と、専門的な方のサポート、医療機関での治療は必要不可欠であると感じました。



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