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「アジア人であることを知らない子供たち」
今、小学生に次のように聞くとおかしな返事が返ってくる。
「日本人は、アジア人だよ。黄色人種と呼ばれていた時期があった。我々、アジア人は肌が黄色いからね」
というと、彼らは、自分たちをアジア人とは思っていない。
日本の極端の西洋化、西洋の語学普及のせいか、自分たちを欧米人と同じ白人と思っているのである。
そこで、そういう日本はアジア地域にあり、アジア人であるのに他のアジア人を、わざわざ「アジア人」と呼んだり、「アジア地域」を全く日本とは無縁のように考え、彼らを低く見ている、つまり、軽視している、そこが同じアジア人のくせして日本人は何を言っているんだと、反感を買うんだよ、と話すと驚いている。
自分たちをアジアに住むアジア人なのに、日米安保の強化のせいか、自分たちを欧米の白人と思っている子供たち。
彼らは、日本人・アジア人としてのアイディンティテがもはやおかしいのである。
日本人を忘れた今の子供たち。
アジア人であることを忘れた今の子供たち。
終わったね!
教育では解決はできない。
それが、時代の潮流というものだからだ。
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