色彩広告評論 シンボル的表現
色彩広告評論家、勝手に評論しまーす。
さすが、国立新美術館の広告ですからクオリティが高い‼️
シンボル的な手、指に引き込まれます。文字色の青みがかった赤、透明感ある青がクールな印象を与えつつ、手の温もりも感じさせます。色数を抑え、最大限のシンボル的な表現に、赤い爪は記憶に深く刻まれそうです。
色数を少なくすると、寂しくなるとか、インパクトがないとかいう人もいますが、色数というか、色相の数は少なくても、トーンの数を増やせば、十分豊かで深い表現が出来ます。盛れば盛るほど安っぽくなることもあります。安易なインパクト作戦はお勧めできません。