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459 『メールマーケティングの開封率・クリック率・反応率』の参照ページ。(稲田)2023/12/22
さすがに最近は減ってきましたが、BtoB企業のWeb活用支援でメール配信を始めると「開封率(またはクリック率)の平均ってどれくらいですか?」とクライアントから聞かれることがあります。「そんなの気にすんな。まずは毎週のメール配信を一年続けなさい。話はそれからだ」が最適解ですが、そうもいかないので参照ページをまとめました。
商材や業界、メールの内容、企画やコンテンツ、メーリングリストの質や量によって変わるのは当然なので、クライアント毎のオリジナルな基準値を把握していく必要があります。だから、平均値や基準値にあまり意味はありませんが、必要になったら下記ページをご参照ください。
業界別の平均値
平均メール開封率・クリック率レポート (2022年度版) 業種別・地域別(国別)の最新情報
製造/物流/エンジニアリング
開封率 20.49%
クリック率 3.10%
平均エラー率 5.13%
平均配信停止率 0.14%
平均迷惑メール報告率 0.05%
開封率・クリック率・反応率の基準
これらは記事の執筆者や掲載メディアによってばらつきがあります。ここでは 株式会社WACULの安藤健作さん による記事を紹介します。
メールマーケティングで成果が出るKPI設計|見るべき5つの指標と基準値とは?
開封率 基準値はBtoBの場合15%以上、BtoCでは10%以上
クリック率 基準値は1%以上
反応率 基準値は5%以上
クリック率と「反応率」の違い
メール配信のクリック率とは?反応率と何が違う?業種・ジャンルごと平均値やクリック率の上げ方を徹底解説!
クリック率とよく似た指標に反応率というものがあります。
反応率とは、開封されたメールのうち、どれくらい本文内のURLがクリックされたかを示す指標です。
計算方法
クリック数 ÷ 開封数 × 100 = 反応率
たとえば配信総数が1万通で、開封数が2000通、URLのクリック数が150件だった場合、クリック率と反応率はそれぞれ下記のとおりとなります。
クリック率:1.5%
反応率 :7.5%
メール配信を俯瞰的に評価したいときに見るクリック率に対して、反応率はメール配信の本文だけを評価したいときに参考にする指標となります。
大切なのは継続的なデリバリーによって必要なタイミングで「想起」してもらうこと
とはいえ、BtoB企業のメール配信についてぼくの個人的な考え方は下記になります。
僕は「発信」という言葉があまり好きでないんです。どこか嘘くさいというか。メールマーケティングは、デリバリーする点ではよいですよね。ただデリバリーできても、商品を買ってくれるわけではありません。
大事なのは、デリバリーすることできちんと想起されるようになることです。Webでダイレクト流入してくる人の多くは、同僚から情報共有があって来ることが多いんです。いわゆるダークソーシャルで想起されて入って来たユーザーは、CV率も非常に高い。コンテンツやメールを通した継続的なコミュニケーションがユーザー側の想起を醸成していくとぼくは思っています。このために継続してデリバリーすることが大事なんです。
詳細は下記のインタビューに掲載されていますのでよかったらご覧ください。
本気のプレイヤーが1人さえいれば進む。JBNの阿部さん、稲田さんに聞く、地方企業がWeb活用で大事なこと