さ:採点する
私は自分のスケジュール帳に日々のジョギング記録をつけています。記入する項目は、行き先(コース)、片道か往復か、歩数(または走行距離)などです。
項目はその年によって若干変わりますが、今年は記録をかなりシンプルにし、行き先(コース)とその日の走りに対する自己採点のみ書き留めています。
採点は、実は少し前からやってみたいと考えていました。せっかく頑張って走るのだから、1回ずつをきちんと評価したいと思ったのです。
評価は3段階で△、○、◎で記入します。△は「まずまず良かった」、○は「良かった」、◎は「とても良かった」です。「良くなかった」や「あまり良くなかった」はありません。ジョギングしよう!とか、ジョギらなくっちゃ!と思い、それを実行出来た時点でそれはもう褒め案件なので、ネガティヴ採点はそもそもあり得ないという考えです。
採点を始めて気づいたことがあります。それは、ジョギングって本当に不思議で奥が深いものだな、ということです。
現在の私は、自宅を出た1歩目から20歩目ぐらいまでには、大体その日のパフォーマンスの見当がつくようになっています。その予想は6割くらい当たるのですが、「今日は◎がつきそうだな」と思ってもなんだかフィットしないまま終わってしまったり、「△っぽいかも」と走り始めたものが理想的にフィニッシュできたりするからです。整えようとして整うこともありますが、欲を出した途端じわじわと乱れてしまうことも少なくありません。最近、◎を得る秘訣は「何も意識しないこと」だとわかってきましたが、それが一番難しいんですよね(笑)。
でも、いいんです。失敗しても△マークは必ずもらえるシステムになっているのですから。