広東磁器(港式廣彩):アップデート
見出し画像は、広東磁器ワークショップにおける我が最新作。まずは見てやってください。
わたしが最近通っている粵東磁廠Yuet Tung China Works のワークショップについて↓
今回のしーふー(師傅、その道のマスターをこう呼ぶ)からの課題は、旗袍(滿州族の衣装がルーツの所謂中国服)モチーフをテンプレートにしてあとは好きにデザインをしろ、とのことで。
ちょうど自分が一番好きな花である蓮の花のシーズンだったので、早速採用。Webから色々探してパターンを簡略化。
縁には広東式絵皿の伝統パターンのひとつ、シャークスキンパターン(鯊魚皮錦地、格子の中に点を入れて鮫肌紋様に見立てる)をfeature。(一番ビギナー向けなものを選んだのは内緒)
従来はアウトライン描いたら都度窯入れしてから次の色を載せる 、という作業を繰り返していたが、しーふー曰く「焼く回数が少ない方が色が鮮やかになる」とのこと。
どうせ今回は青一色の濃淡顔料のみなので、今回は全部描き終えてから窯入れ一回のみで仕上げた。
実は、硬筆はまだいいのだが、毛筆や絵筆を使った途端に数々の美術作品を台無しにしてきた黒歴史を持つワタクシ。
漸くまともに面相筆を使えるようになって感慨深い。
が、一方でこれが現時点で細い線を描く限界かとも思っている。曲線や雲形ラインを均一の太さで安定して描くことはほぼ不可能なのだ。
いつかはこちらのしーふーのように、自由自在に細い線を操れるようになるだろうか。
ところで。
マフィン載っけてみた。
やはりお皿はフチのデザイン頑張ると、何載せてもそれなりに映えますな(自己満足200%) ↓