大学生だった頃の私①序章
2021年4月から私の子どもたちがふたりとも大学生(3年生と1年生)になったことや、昨年の夏大学時代の後輩から随分久しぶりに連絡もらって、小説を書いた四国に住む後輩とのやり取りで心が揺さぶられるようなことがあって過去の思い出したくなくて蓋をしていた記憶を自己開示したらそのトラウマはとてつもなく大きかったみたいでという話を何回も書いているかもですが。
過去の自分と向き合うたびにドロ沼に溺れているような感覚になりとてもしんどい時間を過ごしてきました。
まだ夫と出会う前の話で、今が幸せなんだから本来はどうでも良い話なのに苦しくて苦しくて眠れない夜を何度も過ごして何も知らない夫になだめてもらっていました。
大きなトラウマのきっかけになったことは大学4年生の時に起こった出来事なんだけどそれに出会う前はとても穏やかな日々だったはず。
まず、田舎の高校を卒業して親元離れて暮らすようになったことはとても大きな変化でしたが。
これから書くのは序章みたいな感じです。
東京という都会に田舎から出てきて、目にするもの、耳にするもの、寮生活という他人との共同生活、ひとり暮らし、などなど何もかもが初めて体験することばかりで、生きていく上でものすごく大切なことをたくさん学ばせていただきました。
親元を離れたいって気持ち(母親から逃れたい気持ち)や田舎に埋もれたくない気持ち、初めての夏休みの帰省中に父が突然亡くなったこと、そこから兄の反社会的活動を知ったりとか、以前別のブログに書いたことあったからそれもいずれnoteに書き直したいと思っています。
田舎で高校生をしていた頃、DHロレンスの「チャタレイ夫人の恋人」やブロンテ姉妹の「嵐が丘」や「ジェーン・エア」など外国文学の小説を読むのが好きで特にヨーロッパに思いを馳せていました。
イギリス文学が結構好きだったけど、チャタレイ夫人の恋人みたいな官能的な世界は小説や映画のなかだけの話でまさか現実の世界にあんな性的な世界があるなんて田舎者の私には思いも寄らなかったのです。
そもそも男の人と付き合うってことがどういう事なのかすら知らないウブな田舎者でしたから。
寮生活や都会の生活に慣れてきた同級生たちが次々と異性と付き合い始めて彼女たちが体験したいろいろな話を夜な夜な聞いて現実の世界にも性的な事(つまりセックスのことで、親たちもそういうことしていたってこと)を大学1年生の時に初めて知って謎が解けました。
学校の授業で、精子と卵子が出逢って受精して妊娠するって話。どうやって受精するんだろう??ってずっと疑問だったくらい疎かったんです。
そんな体験話をしてくれた同級生たちがものすごく大人に感じて自分だけ置いてけぼりになってしまったような気持ちでした。
それでも1年生や2年生の時は数合わせのため合コン誘われたりダンスパーティーに誘われたり、夏は海水浴に誘われたりとか。
誘いには積極的に乗っていました。
そんな初対面の人たちとのいっときの集まりに参加するたびにお酒を飲むことを覚え、ディスコで踊ることを覚え、チークダンスやイッキ飲み、ビリヤードなど大人の社交場を知って都会ってすごいなぁと驚くことばかりでした。
そんな私も1年生の秋過ぎた頃に他大学の2つ上の先輩と知り合ってだんだん好きになっていつからか忘れたけどふたりでデートするようになりました。
「付き合ってください」みたいな言葉はなかったからいつから付き合い始めたのかは???だけど初めて結ばれたのは私が2年生で彼は4年生の秋か冬でした。
この続きは次の記事に書いて行きたいと思います。