お返しをし過ぎないと、友達付き合いがラクになる。
こんばんは、煩悩寺(ぼんのうじ)のKYOKOです。
誰かに何かしてもらったら、あなたはすぐお返しをするタイプですか?
出産祝いをもらったら、「内祝い」を返す。
こういう世間的な習慣の場合をのぞいて、親しい友達の間でも何か頂いたり、何かしてもらったら、その相手に「お返ししなきゃ!」と思ってしまいますか?
私は親しい友達ならそこまでお返しのやり取りはしないでいいと思う。
だって、それが「親しい」ってことだと思うから。
たぶん、男性同士より、女性同士の方が「お返し発生率」は高いんじゃないかな。
私は友達からよくマンガを借りますが、読んだらそのまま返すだけです。
たまにちょっと本などを貸したら、たいそうなお菓子が一緒に入って返されたことがあり、安い古本を貸した自分がなんだかなあという感じでした(食べましたけどね笑)。
すぐ借りてすぐ返す時には、私は高校生みたいにそのままの貸し借りでいいんじゃないかと思う。
だって、お菓子とか選んで買ってたら、その借りたものの値段をゆうに超えるし、そんなことに時間を使うなら本屋さんに行ってその本を買った方が早いじゃないですか笑。
なかなか読めなくて返すのが遅くなった場合は、私もちょっとお菓子くらいは付けてお返ししたりしますが(長く持ったままでごめんの意味で)、簡単なちょっとしたもので、ゴディバとかはつけませんよ笑。
お返しをしすぎる人というのは、「もらったなら返さなきゃ」と義理堅い人なのかもしれないし、もらったら何かしないと気が済まないって人かもしれない。
お返しをしないことで、「自分が気が利かない人と思われたくない」とまで考える人もいるかも。
でも、あんまりし過ぎて、貸したものよりいいのが返ってきたりすると、逆にこれから気軽に貸しづらくなるどころか、お付き合いもちょっと面倒だな・・と思ってしまったりもするんだよね。
旅行のお土産とかも頂いてるんだから、もうそれで充分なのになあ。
でもそんな私も30代までは、人から誘われたら、今度は自分が誘い返さなきゃ、と謎の義理人情を発してたので、毎日予定がてんこもり。
仕事もその頃、超忙しかったので、肉体的にも疲れ果ててた。
そこで、40代からは、そういった「お返し」や「してもらったら、お返ししなきゃならない」という、半ば義務感のような気持ちは手放すことにした。
お誘いを毎回お返ししてたら、体が休まる時がないからね。
今は友達が誘ってきたら乗るくらいで、毎回お返し誘いはしないようにしたので、何も予定が入らないゆっくりできるお休みもあります。
それで充分遊んで楽しいので、40代から、「お返しオウム返し」笑を手放して正解でした。
感謝の気持ちをちゃんと持っていれば、それは態度や言葉に表れるので、たまには相手の気持ちを頂きっぱなしにして十分にかみしめるというのをオススメします。
友達付き合いがラクになりますよ。