見出し画像

食生活がもたらす健康リスク―アーユルヴェーダの視点から

心と体に優しいライフスタイルをお届けするアーユルヴェーダセラピストのジャスミナです。

あなたは普段の食事について、どれくらい意識していますか?

健康に良いと思っている食習慣が、実は病気や不調の原因になっているかもしれません。

現代では、加工食品の摂取や食の欧米化が進み、本来の体質に合わない食べ方をしている人が増えています。

その結果、生活習慣病や消化不良など、食事が原因となる健康リスクが高まっています。

アーユルヴェーダでは、食事は単なる栄養補給ではなく、心と体のバランスを整える重要な要素と考えられています。

このブログでは、現代の食生活に潜むリスクと、アーユルヴェーダの知恵を活かした健康的な食生活について解説します。

「健康的」な食事の落とし穴


健康に良いと思って摂っている食事が、実は逆効果になっていることがあります。例えば、

1. 加工食品や外食の増加
  保存料や添加物が多く含まれる加工食品や、味付けの濃い外食を頻繁に摂ることで、消化力が低下し、毒素(アーマ)が体内に蓄積しやすくなります。

2. 冷たい飲み物や生野菜の過剰摂取
  「ヘルシーだから」とサラダやスムージーを多く摂る人もいますが、アーユルヴェーダでは冷たいものや生の食品は消化力を弱めると考えます。特にヴァータ体質の人は、冷たい食べ物が消化不良や便秘を引き起こす原因になります。

3. 流行のダイエット
  糖質制限や極端な断食など、一時的な流行に乗ったダイエットは、栄養バランスを崩し、長期的には健康を害する可能性があります。 

アーユルヴェーダでは、個々の体質に合った適切な食事が重要とされています。

今日からできる健康的な食習慣


1. 自分のドーシャ(体質)を理解する

  まずは自分の体質(ヴァータ・ピッタ・カパ)を知り、それに合った食事を意識しましょう。

例えば、ヴァータ体質の人は温かいスープや煮込み料理を、ピッタ体質の人は辛いものを控えるなど、適切な食材選びが大切です。

2. 消化力を高める食べ方を意識する

  - よく噛んで食べる
  - 温かい食事を中心にする
  - 食事の時間を規則正しくする
  - 寝る前に食べるのを避ける

3. できるだけ自然な食材を選ぶ
  地元で採れた新鮮な食材を選び、添加物や農薬の少ないものを意識することで、体への負担を減らせます。

シンプルな調理法で、素材の味を活かすことも重要です。

まとめ


日々の食事が未来の健康を左右します。

「健康的」と思っている習慣が、実は体に負担をかけている可能性があることを意識し、アーユルヴェーダの知恵を取り入れながら、自分に合った食生活を見直してみましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございます♪

それではまた、次回のブログでお会いしましょう💚

いいなと思ったら応援しよう!