悠々自適な菜根譚(さいこんたん)
菜根譚の菜根は粗末な食事、つまり困難や苦しい状況のことです。
譚は談という意味です。
中国の古典の中では比較的新しく明の末期、洪応明という人が著者です。
中国は儒教と道教が主流ですが、これに仏教の思想を融合させているところが革新的です。
日本には江戸時代に伝わり、多くの日本人も愛読しています。
なにが幸せかというと平穏無事より幸せなことはなく、何が不幸かというと、欲求過多より不幸なことはない。
来年も穏やかに過ごせますように、健やかな年をお迎えください。
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