宇宙からの智恵をダルマさんの形に込めて Vol.16 「散歩」の巻

昔，”歩け、歩け、あーるけ、あるけ、道なき道を。歩け歩け”
という歌がありましたが、この場合の道は、普通一般の道と精神的な意味で人生路を歩くという意味ことなのでしょう。

まあ、散歩について言えば、”散歩は賢者のスポーツ”と言われるくらいですから、歩くことは良いこととされています。どんなスポーツも五年後でも出来るものをしなさいとも言われています。

そういうことから言っても、歩くことは、心がければいくつになってもできますから一番良いと言えるでしょう。最近では、どのように歩いたら良いのかとか、運動靴はどのようなものが良いとか、一日のうち朝歩くのが良いとかいろいろ研究されてきています。

と言って良いとわかってもすぐ実行に移せるか、というとこれがなかなか大変です。ましてテレビ、新聞などで、毎日規則正しく散歩していた人が、病気になったとか、突然、倒れたという報道を見聞きすると、散歩することに疑問が生じたりしますよね。

落語に似た話があるのです。

「亀は万年、鶴は千年と言われているが、うちの亀が死んじゃってね。必ずしも亀は万年なんて生きないんだね？」
相手の答えが
「いや、今日が、丁度、万年目だったんだよ」

というようなことで、ものは考えようなんですね。

だからいつも、情報が耳に入ってきた時には、自分で考え、判断することができるようにしたいものですね。

私は、毎日散歩を楽しんでますよ。

"An early-morning walk is a blessing for the whole day."
By Henry David Thoreau
（早朝の散歩は一日の神の恵みである。）
ヘンリー・デイヴィッド・ソローの名言

今日のダルマさんの顔は「散歩」という漢字でできています。

つづく。