千歳緑 Chitosemidori
どうもこんにちは。
前回に引き続き奄美大島です。
沢を探してあちこち回って最後の沢でようやく目的の一つであったこちらのカエルに邂逅!
アマミイシカワガエル Odorrana splendida
3,4匹の若い個体と出会えました🎶
鹿児島県指定天然記念物、国内希少野生動植物種、そして奄美大島固有種です。
「日本一美しいカエル」と曰われるのも納得・・・。
撮影して車に戻ために沢を降りていたらなんと・・・
アマミタカチホ Achalinus werneri
初めて奄美大島でアマミタカチホを見れました。
前回の遠征でヒバァとタカチホ以外は撮影してたので、二回目の遠征にして奄美大島に生息する蛇は全種類見れました💫
オオシマゼミ Meimuna oshimensis
セミの羽化はやはりいいものですね〜。
そういえば、奄美大島は実はヒグラシが生息してまして。
夕方少し前に、その日入る山の中へ下見で行った時にまさに蝉時雨・・・風景は南国の植物なのに聞こえてくるのは本州で親しんだセミの声。
実に不思議な気分になりました。
オットンガエル Babina subaspera
まだ二車線の林道を走っていた際に10数m先にオットンガエルを発見。大きいのですぐわかるんですよね。
「車道にいる様子でも撮影するかな」と思いゆっくり近づこうとした時、後ろから車が・・・
邪魔するわけにもいかんのですぐ道脇によけたんですが、譲った車がものの見事にカエルにクリーンヒット。
反射的にナンバーと車種を記憶し、翌日入山直前に出会うハブ採りの車だったわけですが・・・。
なんかもうただただ悲しくて撮影しました…カエルはもう生存不可能な深傷だったのでこれを食べにくる他の生き物が轢かれないように道脇の森に置いてきました。
そもそも人里離れた山の中にまでハブを取りに来る事自体が不可解ですし、その上ハブ以外の命までも奪うのかい・・・。とも思いましたが、
僕は奄美大島の人間ではないし、もしかしたら生活が苦しくてハブでなんとかしてるかも知れない、等々、色々な背景も分からず物申すのも筋違いかな、と思い、こういった形で発信させていただくわけですが・・・。
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、それでも林道に落ち葉や木の枝は殆どなくて、明らかにカエルがいるとわかるよなぁ〜〜う〜〜〜ん・・・・
ともやもやしながら帰宅。
憤慨してもしゃーないので今日はこの辺で…。
写真は「事実」を写すツールでもありますからね。とりあえずこんな事がありましたよ、というご報告までに。
では、ご機嫌よう。
使用レンズ
1~4,7枚目:Laowa Zero-D 12mm f2.8
5,6枚目:Carl Zeiss Milvus 100mm f2