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(3)【仕事】定数にこだわらない

人がストレスを感じるのはどういう時か知っていますか?
理想と現実にギャップがあるときです。
「こうであってほしい」と「でも実際は違う」という時に私たちは辛くなります。

今回の内容

今回は「仕事 WORK」から2つ目の人生のコンパスを差し上げます。
人生における定数、変えられないものについてです。

例えば、数式で表すとy=ax+bのb、
つまり定数は変更できない要素です。
y軸に固定されている数です。
ここに固執するのではなく、変えられるaに焦点を当てるべきだと、
林修先生もおっしゃっていました。

(1)過去

過去は変えられません。
昔の失敗だけでなく、「学歴」や「入った会社」、
あなたの人生の履歴すべてがあなたの過去です。
いい履歴ならいいですが、
ほとんどの人が学歴にコンプレックスを抱え、
自分から自分の勤務先を話すことはあまりないでしょう。

そこまで含めてあなたの過去です。
今いる会社は「今」かもしれませんが、
あなたの過去の延長線上に今のあなたの入社があるのです。
良い会社にいれば、
多くの人の目は「頑張ったんだね」となるでしょう。

人の目は気にしなくて良い、
というより自分が気にしているから、人の目が気になるのです。
現在が素晴らしいものであれば、過去は関係ありません。

度々、キングコングの西野亮廣さんの言葉を引用しますが、
過去は変えられるという考え方もあります。
西野さんが近畿大学の卒業式でされた伝説のスピーチと呼ばれるものです。

想像してください。僕たちは今この瞬間に未来を変えることはできません。そうでしょ?
「10年後の未来を、今、この瞬間に変えて」と言われても、ちょっと難しい。

でも、僕たちは過去を変えることはできる

たとえば、卒業式の登場に失敗した過去だったり、
たとえば、好感度が低い過去だったり、
たとえば、アホな相方を持ってしまった過去だったり、
たとえば、友達と一緒に恥をかいてしまった過去だったり…

そういった過去を、たとえば僕の場合ならネタにしてしまえば、あのネガティブだった過去が俄然、輝き出すわけです。

「登場に失敗して良かったな」と思えるし、
「嫌われていて良かったな」と思えるし、
「相方がバカで良かったな」と思えるし、
「友達と一緒に恥をかいて良かったな」と思える。

僕たちは今この瞬間に未来を変えることはできないけれど、過去を変えることはできる。これから皆さんは社会に出ます。
様々な挑戦の末、最高の仲間に出会えることもあるでしょうし、最高のパートナーに巡り会えることもあるでしょうし、最高の景色に立ち会うこともあるでしょう。

一方で、涙する夜もあるし、挫折もあるし、傷を背負うし、言われのないバッシングを浴びることもあるでしょう。
挑戦には、そういったネガティブな結果は必ずついてまわります。

でも、大丈夫。
そういったネガティブな結果は、まもなく過去になり、そして僕らは過去を変えることができる

失敗した瞬間に辞めてしまうから失敗が存在するわけで、失敗を受け入れて、過去をアップデートし、試行錯誤を繰り返して、成功に辿りついた時、あの日の失敗が必要であったことを僕らは知ります。

つまり、理論上、この世界に失敗なんて存在しないわけです。
このことを受けて、僕から皆さんに贈りたい言葉は一つだけです。

挑戦してください。

小さな挑戦から、世界中に鼻で笑われてしまうような挑戦まで。
皆さんにはたくさんの時間があるので、たくさん挑戦してください。

西野亮廣氏

また別の記事で、
アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』の中で紹介された、
「問題の解決の仕方」のひとつとして<時間をおく>を紹介します。

現在、過去はおそらく大きな心配事項となっているでしょう。
しかし、今この瞬間にそれを考えても、
ほとんど進展がないはずです。
なぜなら、過去は定数だからです。

人生において、時間が経てばいつか良い思い出に変わることがあります。
ただし、今すぐには難しいこともあります。
そのため変えられないものとして、受け入れることが重要です。

(2)他人

多くの人が誤解していることですが、
基本的に人は変えられません。
正確には、少しずつ変化はしていくものの、
自分の意思では大きく変わることはありません

子どもは教育によって変えることができるかもしれませんが、
大人になると性格的な部分も含めて、そう簡単に変わることはありません。

変えたいと思う人に対しては、
相当な時間をかける必要があります。
その人に多くの時間をかけない限り、
変化は難しいですし、変わるかどうかも保証できません。

これもまた、
D・カーネギー氏の『人を動かす』
という自己啓発の超名著で言及されています。
この本は、「人を動かすこと」を教えており、
動いてほしい側の人間の意思では難しいことが理解できます。
例えば、童話の北風と太陽のエピソードでは、
太陽が相手に変わることを促す姿勢を示しています。

(3)天気

これは当たり前のことですが、
天気は変えられません。
(変えられるのは天野陽菜ちゃんくらいでしょうか笑)

アニメ映画『天気の子』でも語られたように、
「天気は多くの人の気持ちを左右します」が、
変えられないものに左右されないよう心がけましょう。
自分の意思ではどうにもならないものに悩む時間は無駄です。
悩みを一度解決するなら良いですが、
何かにつけて思い出して悩む状態を避けるためには、
受け入れる習慣を身につけましょう

まとめ

今回は変えられないものに焦点を当て、
その受け入れ方を紹介しました。
過去を受け入れる。
他人を受け入れる。
天気を受け入れる。

「なぜ?」「どうして?」といった言葉はこの3つには使わず、
変えられないものは受け入れることが肝要です。

もう一度言います。
受け入れることが1番大切です。
ぎゅって抱きしめてあげるくらいがちょうどいいと思います。
認めたくない自分の過去もぎゅっとしてあげてください。
許せないあの人もぎゅっとしてあげてください。
デートの日に限って降る雨もぎゅっとしてあげてください。

受け入れの境地に達すると、あなたの人としての器、
人としてのレベルが上がっていくことでしょう

いかがでしょうか。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます💪。
また明日もお越しくださいね~。
それでは!

Yuji

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