(3)【仕事】定数にこだわらない
人がストレスを感じるのはどういう時か知っていますか?
理想と現実にギャップがあるときです。
「こうであってほしい」と「でも実際は違う」という時に私たちは辛くなります。
今回の内容
今回は「仕事 WORK」から2つ目の人生のコンパスを差し上げます。
人生における定数、変えられないものについてです。
例えば、数式で表すとy=ax+bのb、
つまり定数は変更できない要素です。
y軸に固定されている数です。
ここに固執するのではなく、変えられるaに焦点を当てるべきだと、
林修先生もおっしゃっていました。
(1)過去
過去は変えられません。
昔の失敗だけでなく、「学歴」や「入った会社」、
あなたの人生の履歴すべてがあなたの過去です。
いい履歴ならいいですが、
ほとんどの人が学歴にコンプレックスを抱え、
自分から自分の勤務先を話すことはあまりないでしょう。
そこまで含めてあなたの過去です。
今いる会社は「今」かもしれませんが、
あなたの過去の延長線上に今のあなたの入社があるのです。
良い会社にいれば、
多くの人の目は「頑張ったんだね」となるでしょう。
人の目は気にしなくて良い、
というより自分が気にしているから、人の目が気になるのです。
現在が素晴らしいものであれば、過去は関係ありません。
度々、キングコングの西野亮廣さんの言葉を引用しますが、
過去は変えられるという考え方もあります。
西野さんが近畿大学の卒業式でされた伝説のスピーチと呼ばれるものです。
また別の記事で、
アニメ映画『ペンギン・ハイウェイ』の中で紹介された、
「問題の解決の仕方」のひとつとして<時間をおく>を紹介します。
現在、過去はおそらく大きな心配事項となっているでしょう。
しかし、今この瞬間にそれを考えても、
ほとんど進展がないはずです。
なぜなら、過去は定数だからです。
人生において、時間が経てばいつか良い思い出に変わることがあります。
ただし、今すぐには難しいこともあります。
そのため変えられないものとして、受け入れることが重要です。
(2)他人
多くの人が誤解していることですが、
基本的に人は変えられません。
正確には、少しずつ変化はしていくものの、
自分の意思では大きく変わることはありません。
子どもは教育によって変えることができるかもしれませんが、
大人になると性格的な部分も含めて、そう簡単に変わることはありません。
変えたいと思う人に対しては、
相当な時間をかける必要があります。
その人に多くの時間をかけない限り、
変化は難しいですし、変わるかどうかも保証できません。
これもまた、
D・カーネギー氏の『人を動かす』
という自己啓発の超名著で言及されています。
この本は、「人を動かすこと」を教えており、
動いてほしい側の人間の意思では難しいことが理解できます。
例えば、童話の北風と太陽のエピソードでは、
太陽が相手に変わることを促す姿勢を示しています。
(3)天気
これは当たり前のことですが、
天気は変えられません。
(変えられるのは天野陽菜ちゃんくらいでしょうか笑)
アニメ映画『天気の子』でも語られたように、
「天気は多くの人の気持ちを左右します」が、
変えられないものに左右されないよう心がけましょう。
自分の意思ではどうにもならないものに悩む時間は無駄です。
悩みを一度解決するなら良いですが、
何かにつけて思い出して悩む状態を避けるためには、
受け入れる習慣を身につけましょう。
まとめ
今回は変えられないものに焦点を当て、
その受け入れ方を紹介しました。
過去を受け入れる。
他人を受け入れる。
天気を受け入れる。
「なぜ?」「どうして?」といった言葉はこの3つには使わず、
変えられないものは受け入れることが肝要です。
もう一度言います。
受け入れることが1番大切です。
ぎゅって抱きしめてあげるくらいがちょうどいいと思います。
認めたくない自分の過去もぎゅっとしてあげてください。
許せないあの人もぎゅっとしてあげてください。
デートの日に限って降る雨もぎゅっとしてあげてください。
受け入れの境地に達すると、あなたの人としての器、
人としてのレベルが上がっていくことでしょう。
いかがでしょうか。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます💪。
また明日もお越しくださいね~。
それでは!
Yuji
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