「きいろいゾウ」のツマに自分の姿を重ねたHSP気質の人、わたしだけじゃない説

西加奈子さんの「きいろいゾウ」

映画にもなっているのに、最近まで知らなかった!

<東京から田舎に移住した若い夫婦、繊細な心の持ち主で動物や植物と話すことができるツマとその夫ムコさんのお話>

きいろいゾウのあらすじ(自分に都合よく掻い摘んだ!)を読んだだけで「これはわたし向けの本だ」と勝手に思ってしまった。

だってわたしも去年東京から田舎に移住してきたし、動物や植物と話すことはできないけど、その生命力に圧倒されたり感動したりして胸がいっぱいになってしまうことも多々ある。

本も映画もどちらも見たけど、やっぱり最初の印象は間違ってなかった。

ツマはわたしだ!と思っているHSPの人(特に女性)は少なくないんじゃないかな?どうですか?

相手のちょっとした表情や動きで相手の気持ちがわかってしまって、自分の受け皿がいっぱいになるくらいにたくさんのことを敏感に感じ取ってしまう。

疲れることもあるけれど、HSPで良かったなぁと最近思えるようになった。

天気がよくて日の光が心地よいとそれだけで幸せになれるし、

春になって植物や動物がいっせいに命を紡いでいるのがわかって、それだけで心が強く動かされたように感動できるし、

人の優しさに触れると、自分も人に対して優しくしようと思えて、一日中いい気分で過ごせるし、

HSPじゃなかったら、こんなに小さなことでここまで色々なことを感じることはできなかったかもしれない。

きいろいゾウを通して、弱い自分も含めて愛そう、自分の大切な人を大切にしよう、と改めて感じることができた。

気持ちがほっこり温かくなる本や映画に触れたいと思う。

本は瀬尾まいこさんが好きで、映画はアイルランド出身のジョン・カーニー監督の作品が好き。

優しい世界観が好きだったり、人と人の温かい繋がりが好きな人におすすめ。

優しい世界をシェアしたい。

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