ダークマター
あらすじ
ダークマターと呼ばれる観測不能な重力収束場は、
この世界のどこにでも存在する。
宇宙空間において、星が形成される為の重力収束は
黄金比による対数螺旋により生じていた。
宇宙含む全てが対数螺旋により形成されている。
記事内データ
ダークマター、素粒子、キセノンについて少し、
ダークマター質量分布と星の気になる関係、対数螺旋
何でこの画素とお思いでしょうが…。
前回無であるはずの真空に突如として歪みが生じ、発生源不明のエネルギーが現れ、ビックバンが引き起こされたという記事を書きましたが、それの続き、その後の宇宙、そこにはある構造が既に存在し、それを元に銀河は広がっていったのではと言う話。
宇宙の構成成分
つまりは電磁波などの現在の科学力で反応を示した物質が5%しかなかったという事。
(無論、科学は見る領域を広げる事で、宇宙の広がりを知る歴史であった為、何処からどこまでが100%かと言うイタチごっこは続く、実際には5%も知らない可能性もある。)
現に科学者達は人類がこの5%しか未だ知らなかった事に驚嘆したようです。
ダークマターとは
・渦巻き銀河の回転速度分布、星や星間ガス間内にある、光では観測不能な重力の総称。
(初期宇宙の経緯):
わずかなゆらぎからダークマターの密度に差が生じ、密度の差は重力によりダークマターを引き寄せ、目に見えるチリやガスも引き寄せ、星や銀河は作られていった。
ダークマターの性質
(1)電荷無し(2)重さ無し、(3)安定
ダークマターは観測不能な重量でありこれは宇宙空間にだけ存在しているわけではない、我々が住む空間、1リットル分の空間に約1個のダークマターが存在すると言われる。
その正体の候補には現在確認不能であるが、性質的に全てにおいて真逆の性質を持つとされてる、超対称性粒子の中に存在するのではと言われている。
ダークマター構成候補(未発見の超対称性粒子)
①ニュートラリーノ(弱い相互作用をする重さのある粒子)
②アクシオンと呼ばれる粒子又はその類似粒子
③光子の類似粒子ダークフォトン
少し素粒子について
現在確認されている素粒子が17個、
*この振り分けについてやや注意しておかなければならないことがある。
量子力学上の話では右側の媒介する力を4つの力の相互作用としてある。
①γ 電磁気力の光子
②h 質量を与えるヒッグス粒子
③g 強い力のグルーオン
④w z 弱い力のボソン(これがたまにボソンとして一つの素粒子として数えてあるものと、分解してwとz、別の素粒子として数え間違っているパターンがある。上の画像は、その間違ったパターンであり、実際の量子力学の世界では一つとしてまとめてある。)
実際にはこの①〜④と、左のクオーク6種、レプトン6種の計、16種類の相互関係に、重力という概念を持つ素粒子グラビトンを組み込んで探究されているものが大統一理論であり。17種類としてカウントされる。
この振り分けは以下の通りで細分化すれば更に分類される。
物質の原子核、電子などを構成する要素を持つものにクオークと、レプトンがあるが
クオークには色荷(赤、黄、緑)、スピン右巻きR、左巻きL)という特徴がある。
レプトンに色荷はなく、スピンのみが存在する
それらを組み込めばさらに細分化する。
例えばアップクオークなら3種類の色荷と2種類のスピンと6通り出てくる。
なので単純にクオークだけで36種類
レプトンが12種類
計48種と、相互作用の4種、重力子1つ、
=53
超対称性粒子が全てにあると考えて106個
しかしニュートラリーノは光子、zボソンと、ヒッグス粒子、それぞれの対称性粒子が作る混合粒子である。
他にもヒッグスの超対称性粒子には、3種類あるようで、単純な計算んではないようだ。
これからも増えるのだと思う。
現時点でその見つかっていない超対称性粒子は、このダークマターに含まれている筈だと、研究者達はしている。
実際に発見された素粒子5%
超対称性粒子の存在が騒がれるダークマターと呼ばれる予言の領域27%
(ここで予言と言っているのは、かれら、研究者は、ほぼ数学者集団であり、計算式により、ある筈であると仮定(予言)し、それを発見により証明し、この分野を発展させていった為である。)
現存する科学で確認可能である可能性が開かれているのは、せいぜい全体の32%となっている。
原子番号54キセノン
ダークマター計測に用いられる元素
液体キセノン検出器の特徴
(1)発光量が多い
(2)10トンクラスの大型化が容易
(3)液体、気体、固体の各相が利用できるため内部のバックグラウンドのもとであるウランやトリウムなどを極端に少なく出来る
注:バックグラウンド〜検出の際、ダークマターは微細な信号であるため他の線数値を検出してしまいます、その余分な外部からの数値を言います。ようはこの余分な観測数値を減らせるという事です。
検出方の概要
①ニュートラリーノの場合、
その粒子を原子核にぶつける事で液体キセノンの発光を観測する
②アクシオン、ダークフォトンなどの類似粒子の場合、その粒子をぶつけ、電子が離散し、崩壊後の発光を観測する物
※これは物質に掛かる重力が離散する瞬間、超新星爆発の擬似的実験。ダークマターが重力を瞬時に打ち消す力を持っていると考えられている為。場の量子力学で言うならば重力に反応するのは同じ特性を持った重力子である為。
ようは、色々な粒子を見つけちゃ〜飛ばし、見つけちゃ〜飛ばしして、科学は地道に観測不能な物質を観測する術を探している。
ダークマターの正体を知るためにさまざまな可測を経て、これを発見しようとしている。
しかしここで面白いのはここからだ、
①何故その観測不能な重力の存在が存在しないと説明がつかない経緯が存在するのか。
②何故物質崩壊の際、ダークマターの関連を考えたのか。
この経緯になる話がまた面白い。
星の形成、光り輝くまでに起きた異変
現在元素は92種類存在している。そしてこの地球が誕生したときにはこれらの元素は出来上がっていた事がわかっている。
①宇宙は当初初めのビックバンにより、水素とヘリウムが作られ散らばった。
②それらは固まり星となり、内部の重力により収縮し微かに光り出す。
③水素は燃焼を起こし核融合を起こし更なるヘリウムを生成していく。
④内部に蓄積されていくヘリウムは莫大なエネルギーとなり、新たな反応を起こしていく。
⑤それは新たな元素を生み出す反応、ヘリウムの原子核が二つ三つと融合していく際、その都度新たな元素を生み出した。
⑥そして内部に行くにつれ新たな元素を次々に作りそうを成すのだが、鉄が作られた際、それ以上の元素が作れなくなる。
⑦新たに作られた原子核同士が結合するのだが、それ自体が不安定な原子核を生み出した為新たな元素を生み出し星自体も大きくなることができ、内部重力とのバランスは保たれていた。
⑧しかし鉄は安定して結合してしまった為、他の元素が作られる事はなく、内部に次から次に鉄が作られ、やがて星の内部に燃焼された鉄の灰が蓄積していった。
⑨太陽質量の1.4倍まで灰が蓄積されたとき、その重みに耐えられず、潰れようとするが、鉄の原子核はプラスの電流を帯びている為、反発しあい、潰れることが許されなかった。
⑩この後起こる反応、鉄の内部にある陽子は陽電子を放出するという選択をする。自らが電荷を持たない中性子となるのだ。
以下その後の星内部の動き↓
この星の中心に電荷を持っていた星は、電荷から解放され無電荷の中性子の核を持つ星となる、それは様々な星内部の原子核と反応を起こし、巨大な中性子星と成長し、そして、解放された星は怒涛の様にウランまでの原子核を生成し、重さから解放されたエネルギーは衝撃波となって、外部へ到達していく。
こうして星は強い光を放ち出す。
この星が長い時間をかけ、更に超新星爆発を起こし、これらの元素は全宇宙に離散する。
ニュートリノ
☆の、この逃げ場を失った重力エネルギーを一瞬で取り去る力を持つ素粒子こそがニュートリノという粒子だった。
液体キセノンの実験とはこのニュートリノの超対称性粒子である、ニュートラリーノを検出する為の実験でもある、新たに発見した粒子が何であるかは様々な実験と結果を連ねなければ断定する事すら難しい、ぶつけてみて発光するなら、可能性を見出せるわけだ、そしてこの光を観測するとは小さなビックバンに相当する反応を観測するための実験。
ニュートラリーノも勿論のことアクシオンもダークフォトンもダークマターも、結局のところは何も見つかってはおらず、シュミレーションによる実験結果による期待の粒子である。
理論上そうであるはずという話の上での筋書き、その途方もない確率の中での奮闘は恐れ入る。
そして、ダークマターという全てに充満する微細な力が未解明な重力を司る物質の正体。
これは星の分布に関与している。とされている。
空間を区分して反応していく性質がある。
この実験もフラクタルであり。
ダークマターの反応もまたフラクタルであるはずなのだ。
全ては可能性、此処から書く内容も可能せの一つとして…。あるはずだ。
ある気になる結果
この様々と検証され、模索される中である検証結果がある。
①宇宙の空間において、中心部のダークマターの分布量に対し、外部宇宙へ行くほどにダークマターの質量が小さくなっている。
②ダークマターの相関関係に相当する矮小銀河の数が36個という事実、30億年周期でこの銀河間でダークマターの質量の変動が同時に起きているという事。
そもそもこの記事を書こうと思ったときに感じた起因はフラクタルだった。
地球にこれまでに起きた事、無機物と有機物、全ての発生原理の根幹には全てにおいてフラクタルが存在する。
1〜36の順番で黄金螺旋の軌道上に順番にエネルギーが発生したとして。
①中心から角度のある右巻きの線が3本
②中心から角度の緩やかな左巻きの5本
注1:実際は外側に向けて数字を書くわけだから、1から36の数字をエネルギーの成長段階と見立てて考える時点で最初に書いた1が36という数字を書いた時にはその段階まで成長してるというイメージで受け取っておいてください。
注2:あくまでも全ての成長を司る螺旋は内側から外側に向けて進行する為そのイメージで。
①の3本目の線がちょうど36番目に到達するのは最初に設定した軌道上の12周目の終わりに相当する。
これはかく、軌道の12周分の全てのエネルギーを回収していく。
これは干支や、星座の12と何か関連があるような気がしないでもない。
②の5本目が35番目に到達するのは、丁度7周目、そして8周目にして初めて一本目が36を回収する。
7という数字は現象界で重要な意味を持つ数字であり、物質を生み出す数字としても知られている。
これは当たり前に、右巻きのエネルギーの総和と左巻きのエネルギーの総和が等しくなり、
新たなエネルギーの始まりと終わりのタイミングが定期的に来ている事になる。
つまりエネルギーの循環周波自体が
6と21と36のエネルギーの時点で完全に一巡し、調和する事になる。
#古代マヤでは13を一つの周期とし、間に存在する7が最もエネルギーの増大するものと考えていた。
ようは1→7(と拡散し)8→13と(収束していく)これを繰り返す、なんか似た印象を受ける。
頑張って説明を試みたが、どの程度伝わるかは謎ですが
ようは対数螺旋状に、生まれるエネルギー量は右巻き総量、左巻き総量、どこを切ってもエネルギーは同一で、エネルギーが蓄積されて何かが生じるタイミングが一定の周期でやって来ていると言いたいだけです。
対数螺旋
葉っぱの葉が芽吹く順番は、決まっている、霜が発生し、成長する順番も決まっている、鉱石の結晶から全ての結晶が組織化される順番も決まっている、全ては黄金比の順番の通りに点在していく。
①まずロマネスコを見て欲しい、これは実は錯視の一つとして考えている。
見た目は外部から内側に向けて右巻きで進んでいるかに見える。
がこれは逆で内側から右巻きに芽できていっている、そして成長と同時に内側から新芽が出る為外側に押し出される。
そして対数螺旋が副産物的に逆巻きで現れる。
右巻きと左巻きの数の本数は1:1.618と必ず黄金比で括られる。
中心と外部では視覚的に見ても、内側の方がせわしない。
結晶も葉も枝も人体の細胞さえもそのフラクタルと、黄金比で出来ている。全ては内側から右巻きに発生していく。
ならば銀河でさえもそうなのでは、これがこの記事に至った経緯で、宇宙の始まりから何かが生まれる為のダークマターに至った理由。
宇宙の空間も中心から回転のエネルギーを増大させながら、ダークマター上の空間に、順番に星や銀河が形成されて、外部へ押し広げられ広がっていく。
もつれから生じた歪みは、そこから霜が発生するかの如く、ダークマターのエネルギーに作用が起き、星や銀河を形成したと言っても過言ではない。
だからこそ外部の宇宙のダークマターの質量は小さい、これは過去に加速度的に形成され押し広げられ、やがては安定したことを意味する。
そう考えると何の疑問もなく、理解に及ぶ。
この次元の世界の万物の二元性とは、この螺旋の持つ右巻きと左巻きの二つの軌道の様に、ルールに従い存在すべく存在している。
まるで宇宙と万物と心がまるで一つの螺旋で繋っているかの様に、やはり考えさせられてしまう。
世界は、自然は、この何とも言えない、不思議な力や、法則に基づき呼吸をしているのだと感じる。
この世界は二元論である事は当たり前で、人の中に浮かぶ現実的や非現実的な意識、善や悪の心、ポジティブやネガティヴの感情などもこの螺旋に浮かび上がる二つの対局したエネルギーのフラクタルを持つ。
科学は完璧ではない、あなたの中の意識も現実も完璧では無い、感じることでしか、感じようとすることでしか、得られない真実が絶対的に存在している。
心に流れる感情というエネルギーの流転は、本来はその中で生き続けることができる。
宇宙も、万物も、人も、心も、全てが同じ螺旋のフラクタルの中にある、すべからく人の命とは必ずのこの神秘性の中に存在する。
本当の意味で命を命に変えることが出来るのは本来あなただけなのだと…僕はそう思う。
(ともすれば、外部宇宙に存在する生命あるいは意識には人程の意識のジレンマは存在しない事に納得がいく、そして円の中心ほど縁が強く、慌ただしいのも納得がいく、時間と共にそれが安定していく事も、また摂理となるわけで…🤔とか色々飛び火して考えてしまうが、ここではもうやめとこう)
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