最新の記事

お前は誰か 一番良く知り 一番理解に遠く 似て非なる誰かとして自我はある 失われた自我の犠牲の上に成る誰か 何か別の者の前提とし己の人生は設計され 己の人生は、己の他の人生の保証の上に成り立つ 故に私は自己の命をもて遊ぶのだと 俺は本当に存在するか 薄い非常に 自我が 薄い

それが何かまた別の意味を持とうとする。 形も、匂いも、透明感も、光沢も、冷たさも、熱も それに備わる総てが 怪しく失ったものをちらつかせ 罪を語るだけの何かに変わる 後悔と懺悔と忘却と 哀れみもなく人は人を呪い 呪がそのものの生きる指針となる 相関の代償は総て呪に変わる

『存在』〜本質と意味

形而上学と物理的原理

コレまで何人生きたか 生きた数だけ存在した死に対し 求めた生の樹立は何度あった? おそらくゼロ 何らかの後悔と満足に満たぬ満足の中で死ぬ 間違いなく、完全に浮かばれる生など ただの一つも存在しない 現実は幻としてはじまり幻として終わる どう夢を見るかでその夢は変わる

錯綜する魂の終わりには 朽ちれども朽ちれども踵を返し 幾度となく衝突を試みた壁がある その壁の薄さに壁の低さに壁の有無に気づくまで 僅かながらの命の前では壁とは何たったのか を考える暇もなく、 しかし壁は有りもしない閉塞された檻だった それになった時、隔てるものは失われた

  • 伝記

    63 本
  • シンワ

    6 本
  • 組織化予備軍

    28 本
  • 日本の古代史

    5 本
  • size

    16 本