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デジゲー博2021でワクワクしたゲーム(4)~『Rat Cage』で思考し、乗り越え、脱出する喜びを体験した~

 デジゲー博2021でワクワクしたゲームを語る感想文その4。書き始めた理由は初回の記事に書きましたので、どんどん感想を載せていきます。今回は『Rat Cage』です。

 画像が1枚もないので寂しい記事ですが、ゲーム内容が気になる方は、ぜひ開発者さんのページやSNSを確認していただけると!

E-01 GosunSoftさん/『Rat Cage』

 ネズミを操作して、建物からの脱出を図る横スクロールの探索アクションゲームです。横スクロールと言ってもモデルや背景は3D描画なので、フィールドに少し奥行きもありますし、パッと見のビジュアルはホラーゲームを脳裏に思い浮かべるような雰囲気かもしれません。

 遊んでみると「つかむ」ボタンの自由度が印象的でした。

 コントローラの場合はXボタンと左スティックを組み合わせることで、通気口(?)の蓋を外したり、ドアノブを動かしたり、箱を動かしたり、あるいは配管をよじ登ったりと、さまざまなアクションが行えます。

 なのでゲームプレイ的には「何と何を利用したら先に進めるのか?」と考える部分が多く、アクションの得手不得手にあまり関係なく遊べるゲームかなと。

 帰宅後に有料の体験版を遊んだら若干のアクションを要する場面もありましたが、アクションでミスって失敗した場合も、本質的にはギミックの理解不足が原因だったりします。

 そこから失敗した理由を考えて、「ああ、このルートはこういうギミックなのか」と思考&気づきでシチュエーションを乗り越えるゲーム性。先に進めた時の喜びは、パズルゲームに近い感覚もありますね。

 そして、主人公はネズミなわけですよ。当然ながら人間が驚異となる筈ですよね。時にはネズミにやさしい世界もあるけれど、大抵の世界はそうじゃない。

 ……まぁ、この先を書くのは野暮というものでしょう。いろいろと想像をして、実際のプレイ体験で答え合わせをするのもゲームの楽しさですよね!

 ゲーム全体としてはシチュエーションを楽しむ作品なのかなという印象もあり、1つのシチュエーションを越すと、その続きが気になってくる作品です。ということで、会場の試遊よりも長く遊べる体験版のコードを購入したワケですね(笑)。

 体験版では何度も死にましたが、見事、脱出できました!

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