好きなバットマン映画ランキング(2022春)
太字は実写映画、細字はアニメ映画です。
一部、バットマンが登場しない作品もありますが、ゴッサムシティを舞台にしているということでご容赦ください。アニメはあまり観ていませんが、劇場公開がなさそうなOVA系の作品は除外しました。
スナイダー作品はnoteで相当数の記事を書いてそちらで語っているので説明などは割愛します。ノーラン作品もかなり評価が固まっているのでスルーで良いでしょう。あまり人が選びそうにない順位にしたものについて、補足します。
4位に選んだ『BIRDS OF PREY』はマジでよく出来ている映画なのですが、スーパーパワーを持つヒーローが出てこないのとマーゴット・ロビーの衣装がエロくないことを理由に不当に低く評価をされている作品だと私は思います。まだスナイダーカット公開が発表される前だったのもありスナイダー支持者からそっぽを向かれたのと、明るいの作風が好きなDCEUファンからも支持を獲得できなかった感じです。MCUを普段観ているような人達からしたら尚更地味に見えたでしょうね。
結果として日本映画でも時々ある「叩きやすいから率先して叩かれる作品」になりました。さらに公開から18ヶ月後には新スースクが公開されてスタジオからも無かったことにされてしまいました。不遇すぎます。女性が活躍する映画を多く出演・プロデュースしているマーゴット・ロビーが本作でもプロデューサーとして参加しており細かな点でこだわりが見えるのと、衣装や撮影やセットが素晴らしいので、映画好きを自負する方ほどもう一度落ち着いて評価していただきたい作品です。
7位に選んだ『ニンジャ・バットマン』は自分が日本人だから多少贔屓目に見ている可能性はありますが、中盤以降の怒涛の展開はかなり良かったと思います。ジョーカーとハーレイが改心した件の描写は本当にアニメだからこそ可能になった表現で目を見張るものでしたし、最後の決着の付け方がこれまたアニメだから許される戦術を取っていて本当にセンスオブワンダーを感じさせる素晴らしい作品です。正統派じゃないので流石にノーラン作よりも下の順位にはなりましたが、それ以前のクリエイターの作品には軒並み勝っていると言えます。
12位のザバットマンは別の記事でも書いたのですが、上映時間が無駄に長いと感じたのでこの順位になります。主にビジュアル面での雰囲気は良かったですが、雰囲気さえ良ければそれで十分という話でもないと私は考えていますので。脚本が平凡すぎて「普通に良かった」止まりという感じです。
13位に選んだ『キャットウーマン』はこれもまた「叩いてもOKな映画」と認知されているのかTwitterなどネットでボコボコにされているのをよく見ますが、私は「まあ色々とふざけている点が目には付くけどそんなに悪くはないよね」というスタンスです。何より「シャロン・ストーンが演じるヴィランが整形手術ぐるいのオバサンでラストは顔がボロボロに崩れて死ぬ」という時点でメチャクチャ不謹慎なエスプリが効いていて面白いじゃないですか。
16位に選んだスースク(2016年版)はエアーカットが公開されたらもう少し上位に食い込んでくれると願っています。劇場版ではバットフレックのシーンが相当カットされてしまったようなので、バットマン映画としてもパワーアップすることが見込まれます。
▼バットマン単体ではどうか?
バットマン映画では脚本や映像音響などの演出面の出来とは別に、キャラクター造形の良さも重要なポイントになるので、好きなバットマン(俳優)ランキングも書いてみました。同じくアニメ版の声優は細字にしてあります。
フランク・ミラーの小説をアニメ化した映画があるのですが、そこでバットマンを演じているのがロボコップのピーター・ウェラーなんです。彼の声が大変良いのです。
ロバプは今後の続編でウェラーを超えてくる可能性は十分にあります。ただバットフレックを超えるのはちょっと難しいかもしれません。
了
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