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【ライオンキング】新作がゴリゴリ左翼映画になった件【ムファサ】
ちょっと政治的なこと書くけどさ…ライオンキングの新作映画、ゴリゴリ左翼リベラル危険思想じゃん。
▼王様は偽物だった!
名作ディズニーアニメを実写化した2019年製作の映画「ライオン・キング」の前日譚で、若き日のムファサ王とスカーの兄弟の絆を描いた。
息子シンバを命がけで守ったムファサ王。かつて孤児だったムファサの運命を変えたのは、後に彼の命を奪うスカーとの出会いだった。両親を亡くしひとりさまよっていた幼き日のムファサは、王家の血を引く思いやりに満ちたライオン、タカ(後のスカー)に救われる。血のつながりを超えて兄弟の絆で結ばれたムファサとタカは、冷酷な敵ライオンから群れを守るため、新天地を目指してアフリカ横断の旅に出る。
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(何者でもない孤児が、やがて王になる物語)
ムファサ王が「実は孤児で王家に拾われた」と歴史改変。王家は血で繋ぐから意味があるという伝統的保守思想に盛大に喧嘩を売ってる。ジャングル大帝をパクっただけでも腹立つのに、これは胸糞だわ。
なんなら真の王族であり、王の正当な後継者だったスカーが、闇堕ちする物語でしょ、これ。ふざけてるの?
こういう内容の物語は、例えば「皇室なんか要らない」という思想の土台を育む情操教育になるので、本当に小さくて王の概念も判らない幼児はともかく、あまり歴史を勉強してなくて表面的なメッセージに感化されやすい青少年に見せるのはどうなのか、と危惧するね。
要するに、日本は世界に誇る皇室(王家)を持ってるんだから、こういう映画にはもっと怒って良いという話。
逆に、アメリカは伝統あるロイヤルファミリーを持ってないから、そんなの関係ねえってひっくり返すようなリベラルな作風が受けやすい。これは「持たざる者ゆえの嫉妬」の現れでもある。
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原題または英題:Mufasa: The Lion King
配給:ディズニー
劇場公開日:2024年12月20日
▼いつか何処かで見た景色:
この傾向は、2023年公開の『リトルマーメイド』でも見られた。
過去に書いたnoteから、少し長いが引用する。
配役はまだ許せるのですが、物語上のエリック王子の設定はさすがに酷いと思いました。
エリックは王子を名乗っていながら、なんと養子でした。そして母親はアフリカ系の黒人でした。父親はすでに亡くなっているので判りません。そもそも王家というのは血縁で繋がっているから意味があるのであって、それを養子でもOKとするのはロイヤルファミリーへの冒涜であり破壊活動です。王家のプライドもリスペクトも感じられない、伝統と文化への破壊精神を植え付けるパヨク映画でした。左翼思想が強すぎです。
アメリカという国は所詮ヨーロッパから流れ着いた余所者が始めた、文化と歴史が浅い国です。だから伝統的な王家を持つヨーロッパや神話起源から2000年続く皇室を持つ日本に対して、実はかなり強いコンプレックスを抱いており、それが時に反動して過剰なリベラル志向になりがちです。アメリカからみれば、イギリス王室とジャパン皇室が途絶えれば2国を同じ土俵に引き摺り込める(アメリカの不利を消せる)のですから、そういう思想をねじ込む勢力が一定数存在します。
少し極端な例を出しますが、現在リベラル左翼である民主党のバイデン大統領が率いるアメリカが日本に強く圧力をかけて、先日はついに国民で大反対が起きているLGBT法案が衆議院を通過してしまいましたが、これもジェンダーに揺らぎをかけることで二千年来ずっと男系の血筋で繋いできた日本の皇室を無力化させるアメリカの戦略だと読み取ることができます。今後、内親王が「私は男である」と性自認されたら事実上の女性宮家が作れてしまうわけで、日本の伝統はめちゃくちゃに破壊されてしまいます。秋篠宮家の2人の内親王がディズニープリンセスが大好きで、令和3年に姉は日本国民に啖呵を切ってアメリカに逃げていき、しかもいまだに日本国民の税金で生活を続けているのは、なんとも象徴的な事件です。
「王家の伝統?血筋?そんなの関係ないさ、愛があればね」
実は近年のディズニー作品ってほとんどが伝統や文化のある国への破壊工作なんですよねー。
なぜアメリカ人はアメリカンドリームが好きかといえば、彼らには本当の意味で高貴な人達がいないので、成り上がりでしか成功の道がないのです。そうして成り上がりが権力を打倒する物語が、そのままイギリスや日本を倒すという願望の現れでもあるのです。
なぜアメリカ人があんなにスターウォーズが好きなのかといえば、彼らには自分たちの国の神話を持ってないからなんですよね。だから彼らは自分達で作った神話を模した物語に自分達のアイデンティティを重ねるしかなかった。日本は国づくりの神話がそのまま天皇家の血筋に繋がって何とそれが現代まで続いているスーパー最強クラスの国ですから、アメリカ人で歴史に関心がある人達(日本と異なり宗教観があって歴史をちゃんと教えるので割合は日本よりずっと多い)は内心で相当嫉妬してると思いますよ。アメリカ人に言わせれば日本はキリストの子孫がいまだに家系相続して国民の頂点にいるような状態ですから。
ちなみにアメリカが軍事力で制圧しようとしてるのに失敗し続けている中東地域の国々から、日本の天皇は「エンペラー」と呼ばれてめちゃくちゃリスペクトされており、これも嫉妬を誘う要因となっています。
つまり話を戻して纏めると、私はアリエルがアフリカ系の褐色肌になることには何も抵抗ありませんが、それ以上に映画全体のポリコレ仮面をつけた左翼思想が強くてウザイ映画でした。
繰り返すが、これらの映画はロイヤルファミリーへの冒涜である。
ちゃんと世界史を学んだ人なら当たり前に理解していることだが、ロイヤルファミリー(皇室)が倒れるとは、すなわち日本の国体が壊れるということである。ディズニーにその気は無いかもしれないが、日本を壊したい人達がディズニーを利用することは十分にあり得る。
そんなディズニーを日本の皇室のリアルプリンセスが大好きだったというのも、一国民として情けなく思う。皇室は女子にも帝王学を授けないと、日本の国体が壊れてしまう。宮内庁は真面目に仕事をして欲しい。
国民への教育にも悪い。サブリミナル効果のように古い記憶に蔓延って、あるいはボディブローのようにじわじわダメージが蓄積して、最終的に日本を壊す原因の一つになりうる。
イギリスもフランスも移民が多いので、むしろロイヤルファミリーをぶっ潰すことを喜ぶ人が多いのかもしれないが、日本はまだ2,000年続いてきた皇族を存続できる場所に居る。(日本に本格的に移民が始まる前に欧米諸国で移民問題が顕在化してくれたのは、ある意味で救いになったと将来言えるかもしれない)
自由闊達なリベラル思想が完全に悪いとは言わないが、しかし100%リベラルに振り切るのは確実に悪いことである。なぜなら、リベラルを究極まで進めると、全てのものがすぐに壊れて、千年も続く国家を維持できなくなるからだ。多くのヨーロッパ諸国でそれで国がボロボロになって、保守に揺り返している傾向が現在はある。
日本がなぜ二千年も国家を維持して平和で豊かで居られるのかを考えた方が良い。そこにはコンサバ思想があるからこそ実現できた要素が多くある。
現状、小中学校の義務教育でコンサバ思想の歴史教育が殆ど実施されない中で、アニメという強力なツールで、一方的かつ潜在的にリベラル思想を教育するのは不健全である。
これは本当に、由々しき事態である。
(了)
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