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ベンゾ系抗不安薬を導入する

Mさん絡みのことで、「もうこれ以下は無い」という最悪の事態に直面し(思い出したくもなくので詳細は省きます)、僕のメンタルは完全に「失恋最初期」の頃(もしくはそれ以下)にリセットされてしまいました。

まずは処方されている(そして割と調子のよかった)眠剤が効かなくなりました。

その「最悪の事態」に直面した晩はもちろん一睡も出来ませんでした。

対応策としてまずはもうちょっと強力な眠剤を処方してもらう必要があります。

現在飲んでいるのはメインの抗うつ剤「トリンテリックス」と、補助的な「スルピリド」です。

メインウエポンのトリンテリックスは、前の週から一錠から二錠に増やし、一日の最大用量を服用しています。

抗うつ剤に関してはもうこれ以上増やせません。

しかしこの事態に「手持ちの武器」だけで闘えるとはとても思えません。

先生に相談して、とにかくこの刺すような胸の痛みと、時折襲われそうになる突発的な希死念慮への対応策として、ベンゾジアゼピン系抗不安薬を処方してもらうことにしました。

処方されたのはワイパックスです。

ベンゾ系抗不安薬は依存性が心配ではあるのですが、ワイパックスは中時間型だそうで、先生曰く「デパスなんかよりはよっぽど止めやすい」とのことです。

こちらとしてもせいぜい2~3ヵ月の服用で済ませたいところです。

ベンゾ系抗不安薬は割と即効性があるのか、服用後二時間もすると、胸をギューーっと掴まれている感覚は軽減しました。

また、トリンテリックスも服用後3週間を過ぎ、「効いてる」と実感するほどではないにせよ、「ギリギリのところで下支えしてくれてる」くらいの効果はありそうです。

事態の深刻さの割には、僕の心が決定的に壊れずに済んでいるのは薬のお陰と思うほかありません。

今僕の状態を比喩的に表現するのであれば、「離陸に向けて四苦八苦している小型飛行機」といったところでしょうか?

滑走路でそこそこスピードは出る瞬間はある。

しかし操縦かんを引き上げてもまだ離陸には至らない・・・

瞬間的にフワッと機首を上げることはあっても、次の瞬間には無情にも滑走路に着地してしまう・・・

その繰り返しです。

エンジンは時にストールし、失速しないように必死にスロットルをコントロールすることを求められる・・・

燃料は現在処方してもらってる薬のみ。

これで失速してしまったらもう打つ手がありません。

実際問題SSRI(正確にはS-LIM)系抗うつ薬と、ベンゾ系抗不安剤を処方してもらってる今、薬に関してはこれ以上対処のしようがないでしょう。

あとは主力にして最強の「時間薬」が作用してくるまで今の体制で戦い続けるしかありません。




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