心因反応もしくは適応障害という診断
本日診療内科で診察の日でしたので、前から気になっていた「今の僕に何か病名をつけるとしたら何なのか?」ということについて聞いてみました。
すると先生はちょっと考えて「『心因反応』ってことになりますかね・・・もうちょっと今時風に言えば『適応障害』でしょうか?」とのことです。
なるほど・・・
心因反応という言葉は初めて聞きますけど、実に分かりやすい症名です。
心に何がしかダメージを受ける出来事があり、それに精神が反応してる・・・ってことになるのでしょう。
もっと有り体に言えば僕の場合ただの「恋煩い」ってことですし。
基本的に「うつ病」というのは「原因が不明」なのがその定義の一つだそうです。
例えば職場でのストレスが遠因だとしても、それはトリガーに過ぎず、それで何故脳が誤作動を起こすのか?ということについてはハッキリした原因は分からないそうです。
よって僕のように、この心身の不調との因果関係があまりに明白な原因がある場合は「うつ病」とは判断されないようです。
実態的には、「うつ病チェックシート」で今の心身の状態をセルフチェックすると間違いなく「重度のうつ病」という結果にはなるのですが、やはりそこには明白な線引きがあるようなのです。
◇
そこで僕は一つの疑問を感じます。
じゃあ果たして今の僕の症状に抗うつ薬は有効なのか?と。
そもそも、心療内科さんが「お墨付き」の大うつ病患者さんだって、抗うつ薬の効果は50%強なんだとか?(処方薬としては優秀な数字らしいですが)
すると先生はこう答えました。
「身近な人の死に直面して落ち込んでる人に投与した場合の効果も確認されてますから、『喪失』に対するメンタルの落ち込みにも効果は期待できますよ」
そうなんだ・・・そういうことならそこに期待するしかないかな?
で・・・飲み始めてそろそろ3週間になる抗うつ薬の効果は正直分かりません。
様々な情報通り、副作用(僕の場合は眠気)は最初の1~2週間で気にならなくなりました。
抗うつ薬の効果は、副作用が消えた後(服用後3週間~)から効き始めることが多いようですのでそれは今後の様子を見なければ分かりません。
ただし僕が「今の状況は僕の精神状態ではもう『ギリギリ』って感じです」と先生に伝えたことから、処方されている抗うつ薬(トリンテリックス)は今夜から試しに2錠(これまでは1錠)飲むように指示されました。
これ以上薬の種類を増やすことは嫌でしたが、これまで処方されていた薬の量を増やすのならなだ許容範囲か・・・・
◇
しかし先生はこうも言いました。
「ただし〇〇さん(僕)の場合、彼女ときっぱり切れちゃった方が回復は望めると思うんですけどね・・・あ・・これは医学的アドバイスじゃなく私の『肌感』として言うんですけどね」
あ・・・はい・・・
これじゃ「心療内科」じゃなくてただの恋愛相談だなw
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?