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整形外科テスト 〜頸部・脊柱編①〜

前回は整形外科テストで注意しておきたい感度と特異性について整理しました。教科書には書かれているけどどう活かせばいいのか?を知る機会は少ないですが、意識しておきたいポイントです。
前回の内容はこちら
臨床1年目の教科書
今回は整形外科テストからは各整形外科テストの目的・方法について整理して行きましょう。


Barre Leiou Sign(バレ・リーウー徴候)

【目的】

椎骨動脈圧迫症候群の有無の判定

【感度・特異度】

厳密にはテストではなく、徴候の確認のため感度、特異度は存在しない

【検査方法】

肢位:座位
手順:座位で頭部を両側に回旋する

【判定基準】

目まい、かすみ目、吐き気、眼振は全てテスト陽性の徴候である。
頸部の回旋は椎骨動脈の圧迫を起こす。

まとめ

バレ・リーウー徴候はリスク管理のために実施することが多く、めまい、吐き気、眼振などがあった場合は医師に報告・相談するようにしましょう。
臨床で自信を持って患者さんの前に立つためにはリハビリの評価、介入に明確な目的を持つことが重要です。
その明確な目的を持つためにも整形外科テストを学んで行きましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。最後まで読んでいただきありとうございました。

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